さ〜〜て、いよいよ待ちに待ったえくそ〜〜だす!もうあのベイエリアクランチに身を任せようとほぼ最前列に陣取る!我ながら体力ないのによくやるぜ・・・と思いつつ、ここは臨機応変に後ろ下がったりせねば・・(汗) しかしやはりといいますか、男性比率が95%くらいのこの男くささ(苦笑)まさに肉弾相打つ戦争状態になりそうやの〜〜。
客電がおち、SEが流れ始める・・で、メンバーがぞろぞろ登場!!このメンバー、さっきのゲイリーホルト含めて、皆様強面!その強面おっさん連中がみなさん、満面の笑みで出てくるもんだから何か肩透かし(笑)んで、予想通り新作「Tempo
Of The Damned」のオープニングを飾る「Scar Spangled
Banner」でライブスタート!!が・・・音が悪い!ほとんどギターが聞こえん!ともかく、会場はいきなりヘドバン&モッシュの嵐(笑)音が悪いながらも「アメリカ〜〜♪」のシンガロングもばっちしだ〜〜!!続けざまにファーストアルバムの疾走スラッシュチューン「Exodus」でたたみ掛けるエクソダス(笑)!!いつしか、先ほどの音の悪さは改善されつつあるみたい・・・。ざくざくとキャベツを刻むかのようなギターサウンドがようやくクリアに聴こえ始める!OH YEAH!
ここで、Voのスティーブ”ゼトロ”サウザのMC・・ほんと、マサ斎藤か、マウンテンゴリラか?と見間違うような風貌ながら(汗)われわれへの態度がほんとあったかい!もう笑顔がす・て・き!
続いて新作から重たい「Blacklist」!アルバムでは、疾走チューンに隠れて印象薄いこの曲ですが、この引きずるようなグルーブがことライブにおいては、重戦車が進むかのごとく威力発揮しまくり。んで、セカンドアルバムから「Deranged」「Till Death Do Us Part」と連発。ん〜〜私にとってみるとこれくらいのグルーブ重視の曲のが気持ちよくノレルナ〜〜(汗)でも、前線に詰めているワカモノたち(?)にとっては少々物足りないのか・・・次の1STからの爆走チューン「Pirahna」が始まると、俄然元気になる皆様(笑)でも、1985年発売の1stアルバム「Bonded By
Blood」の曲・・みんなよく知っているな〜〜!ん?(; ̄ー ̄・・・よ〜〜く見ると前線で暴れている方々・・そんなにも若くないかも・・・・。となれば、わたくしも頑張らねば!
っつうことでジャック・ギブソンの地を這うベースで「Shroud Of Urine」が始まると、再び前線に突入!ん〜〜・・このシャッフルのリズムが心地いい〜〜。で・・・彼らには珍しいゲイリー・ホルトとリック・ヒューノルトのメロディアスなツインギターも心地い〜〜。続く「Forward March」でも、「ふぉわ〜〜ま〜〜ち♪」の叫びを堪能!EXODUSって、疾走の中にもきっちりとみんなで歌える(叫べる?)ところがちゃんとあるのでほんと楽しい!
「Only Death Decides」「And Then There Were None」「Like Father
Like Son」とそれぞれ4TH,1ST,3RDの曲が満遍なく演奏されるといよいよ会場はヒートアップ!さらに火に油を注ぐように新作から「War Is My
Shepherd」が始まるともう大変!(笑) 何人頭上を人が飛び越えていったことか・・(苦笑)そういや、ホラー映画「スクリーム」の仮面かぶってダイブしてた目立ちたがりがいたの〜〜(笑)ちょっとうらやましかったりして・・・(笑) ともかくこの曲では「WAR〜〜〜!」の絶叫がただただ心地よかったっすね〜〜。
ここがピークかぁ〜!?と思った私が馬鹿でした・・・。EXODUSはここぞとばかりに更に右肩上がりにテンションを高めていく!1STからの爆走チューン「A Lesson In Violence」、新作からの爆走チューン「Tempo Of The
Damned」、んでまたまた1STからの爆走チューン「Bonded By Blood」(1stって爆走チューンばっか・・笑)で、もうわたしゃ・・・死亡寸前(汗) す・・凄い・・凄すぎるぞ〜〜!ここまで、突貫スラッシュナンバー連発されると通常飽きが来るモンなんですけど、ひたすら彼らのリズムが気持ちいいので、みなさんトリップ状態なんっすよ。ほんと、トム・ハンティングが繰り出すリズムの気持ちよさったら・・んも〜〜すんごいの(笑)
「Bonded
By
Blood」では、先ほど演奏していたUNITEDのベースのおっさんが飛び入りしてサウザと肩組んで絶唱!(笑)しかし・・この二人・・・兄弟かと見間違うほど似てる・・・。まさにゴリラ・・いや・・野獣が2匹(笑)
こうして放心状態の我々を残して、彼らは去っていきました。が・・「エクソダス!エクソダス!」のコールをさあしようか・・と思うまもなく、再び登場!(早いっちゅうねん・・)Voのサウザはジャックダニエルをラッパのみしながらの登場・・(;^^) Dsのハンティングはミネラルウォーター。(これが後で凶器と化すんであります・・・)
で始まったのが・・うおお〜〜2NDからの「Brain Dead」!!これ、私がEXODUSにはまるきっかけとなった大好きな曲!むろん「ぶれ〜〜〜いんで〜〜っど♪」大合唱!続いてサウザの「次はエクソダスのダンスナンバーだぜい!」のMC!!そう!彼らのスラッシュダンスナンバーといえば・・・これしかない!「Toxic Waltz」だい!・・・ところが、ホルトさんがじらすじらす(汗)「はよはじめんかい〜!」と会場からも催促・・・。でやっと始まったと思ったら・・・「ん?これToxic
Waltzちゃうぞ・・」・・・でもどこかで聴いたことある曲・・・ん?あ〜〜これラウドネスの曲やんけ〜〜!ラウドネスの曲をおちゃらけで演奏したら、うける・・とでも思ったのか?みんなあまりわかってなかったぞ(笑)
気を取り直してほんまもんの「Toxic
Waltz」がはじまる(笑)いや〜〜ほんとこの曲かっこいい!冗談抜きで踊れるスラッシュ!これぞEXODUSの本領発揮!って感じのダンサンブルスラッシュメタル(笑)会場はモッシュするやつ、踊り狂うやつ、ヘドバンするやつ、飛ぶやつ(笑)もうめちゃめちゃっす。
そして休むまもなく「Strike Of The Beast」で爆走!ここで、ステージ後方から機関銃のごとく、ミネラルウォーターのペットボトルが飛んでくる!そう、Dsのハンティングがプレイの最中に投げまくってやんの(笑)もう我々水浸しやっちゅうねん。おまけに、ペットボトルが脳天に命中(涙)それ見てたサウザ・・笑ったな?おぬし・・・。(そういや、4月の「Extreme The Dojo」でもあるバンドの投げたマイクが脳天直撃したな〜〜・・涙)
こうしてついにライブも終わりか〜〜?と一瞬気を抜いたところで・・ん?おおお〜〜〜!あのリフが〜〜〜!!!そう「Dirty Deeds Done Dirt Cheap」!むろんAC/DCのカバー。これはうれし〜〜〜!まさに彼らならではの重量感あふれるAC/DCカバーですが、サウザのVoがボン・スコットをほうふつとさせる・・。気が付けば私の顔の正面20pくらいのところでサウザが顔をつき合わすかのようにして歌ってる・・・。(||||゚ _ ゚ ;)こ・・こわいかも・・・(汗)でも、「Done!
Dirt!
Cheap!」の合唱が決まると・・彼もにっこり(笑)
こうしてとうとう・・まさに怒涛のライブは終了!メンバーみんなが、手を出してるファン一人一人に「さんきゅ〜〜」といいながらご丁寧に握手してくれる。いや〜〜、ほんといい人たちだな〜〜と痛感。当初は危険極まりないライブになるのか?って恐れおののいてたのですが、アグレッシブながらもなんか温かみのあるほんといいライブだったな〜〜。EXODUSの印象が変わりましたね!んで、そのたたき出す音はといえばCD以上に気持ちいいものでした。いわゆるコア系のライブにありがちな「ただただ暴れる」っていうんじゃなくて、ほんとベイエリアクランチとあのリズムにどっぷりと身を任せた・・って感じですよ。終わったあとのこの爽快感は、ほんと中毒性ありです(笑)いや〜〜まさにサンフランシスコのおっさんスラッシャー健在なり!(笑)
もう解散するなよ〜〜。で・・更に気持ちいいスラッシュアルバムをどんどん出してくれよ〜〜!
いやいや、このライブの余韻に浸ってすかり地震のことなんか忘れてましたよ〜〜。が!!!・・・23:30頃帰宅してさっそくこのレポート書こうと思ったら・・・また・・ぐらぐらぐら〜〜〜っと地震が〜!怖い〜〜〜!これはEXODUSの余震なのかもしれない。・・・・終わりよし??(汗)
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