F1 JAPANESE GP
観戦記
2004.10/10 鈴鹿サーキット
さあ!気合入れてレポートを!と思ったものの、このHPでだらだらと
レース内容レポしても仕方ないので・・っつか、ほんとはしんどいので
要点をまとめてご紹介〜〜〜〜(なはは・・・大汗)
きっかけ
いやいや、今年のF1・・もうチャンピオンシップ・・という観点で見るならば、シューマッハの強さが際立っただけで、そりゃもうおもしろくない・・・・しか〜〜し!我々日本人にとっては、今年のHONDA&佐藤琢磨の大活躍には心踊らずにはおれません!でも、9月のライブ三発の為、金欠状態の私でありますゆえ、今年も鈴鹿参戦はあきらめておりました・・・。ところが、私の兄貴からの一本の電話・・・「連れが土曜日しか行けなくなったので、日曜の決勝だけやけど行くか?」・・それでも、悩む私・・・ところが、兄貴の「ただやで〜」の一言で即決(笑)
台風
ところが、あの台風22号のおかげで、なんと土曜日の予選が日曜日にずれ込むというF1史上はじまって以来という珍事発生!その兄貴のお友達は一日も見れずに、私だけが美味しい思いをすることになってしまった。ん〜申し訳ない気持ちでいっぱい・・(涙)
出撃〜到着
当日朝4:00・・鈴鹿に向けて出撃!この時間のため、わたしゃ2時間くらいしか寝れませんでした。が、鈴鹿までの道中、これから始まる激闘を想像し、興奮したのか、目は冴えまくってる(笑) こうして2時間ほどで鈴鹿に到着・・・が・・・、予想はしていたものの既にどこもかしこも駐車場は満車状態・・・1時間近く鈴鹿近辺をうろうろしたのち、仕方ないので田んぼのあぜ道に不法駐車(すまぬ)
16万人
それにしても、今年の鈴鹿はまさに「琢磨効果」!人、人、人!!前売りはすべて完売!当日券も出ない状況。しみじみとただで手に入れたこのチケット三枚の重みを感じるのでありました。メインゲートにつくと、TOYOTAのキャンギャル(かわい〜〜)がTOYOTAの小旗と、網のタンクトップを配りまくってる!ん〜〜気合はいってるぜ、TOYOTA!しかし、くどいですがこの人の多さは尋常じゃない〜〜。16万人が押し寄せているのだから仕方ないけど・・。
自由席
ところで、我々は自由席・・・どこで見るかがこれ重要!しか〜〜し、これまた予想通りすでに自由席・・満杯(涙)通路にも溢れる人・人・人・・とりあえず130R出口付近で予選を立ち見。しかも、前日の雨で地面はぬかるみ状態・・・。自由自在に好きなところで観戦できるのはいいけれど、移動するのも一苦労(汗)
予選
このF1はじまって以来の予選・決勝同日開催・・この歴史的出来事を生で体感できるわたしゃ、幸せものやのぉ〜。で、9:00に一回目の予選開始。まだ路面はウェット!まず、フェラーリのバリチェロが登場!ん〜〜この音がたまらん〜〜!各車、レインタイヤでまずは様子見か?しかし。10時からの2回目になると、路面状況もよくなり各車ドライタイヤでさあ本気モード!!この世界屈指の高速コーナー「130R」・・その
飛び出しの大迫力
は物凄い!そして、琢磨の走りは気合はいりまくり!4位獲得!盛り上がったぜ〜〜
ヘアピン
しかし、この立ち見状態でずっといるのは、やっぱきつい〜〜。ということで、会社の後輩Mを探索部隊として、方々に走らせる(笑)さすが、探索の得意なM・・ヘアピンコーナー付近で絶好の場所を探し出してくる。いや、観戦ポイントとしてはヘアピン出口付近しか見えないのでいまいちなんですが、まず、木陰なので涼しい!んで、シートを広げて寝転がって観戦できる(笑)これは穴場かも!
ゴンザレス
で。我々がシートを広げて弁当食ってるとなりに、ブラジル人の集団が陣取る。なぜか、サッカーブラジル代表のロナウドの黄色のユニフォーム着てる(笑)やはりバリチェロ応援団??勝手に彼をゴンザレスと呼ぶことに・・・(苦笑)決勝ではバリチェロは途中リタイヤ・・・がっくしとうなだれるゴンザレスなのでした・・・(涙)
HONDA
今年はHONDAが初めてF1参戦して40周年とか。で、決勝までの時間には、ファンサービスで過去のHONDAF1がデモ走行!これはうれしい!Honda RA272、RA300、WILLIAMS Honda FW11、LOTUS Honda 100T、McLAREN Honda MP4/6が次々とその華麗なエギゾーストを聞かせてくれた!そして後で知ったのですが、そのドライバーが凄い!RA300には、J.サーティース、ウィリアムズにJ.ラフィー、ロータスに中嶋悟、マクラーレンに鈴木亜久里!!ロータスの中嶋はヘアピンでエンスト(笑)マーシャルに押しがけさせてファンサービス!!
決勝スタート
そして決勝!ここヘアピンからはスタートの様子はわからないけれど(サーキットヴィジョンが見えないのです・・涙)その緊張感は凄かった。で、なだれのごとくヘアピンに突っ込んでくる20台のマシンの迫力は言葉では表せません。まさに、鈴鹿ののどかな風景を突き破る大轟音とでもいいましょうか?私もアドレナリン沸騰しましたよ!
大誤算
そうここは、自由席・・なので、レース展開を知らせるサーキットヴィジョンがない!で・・あほなことに、私・・ラジオ持って来るの忘れた(涙)ということは・・レース展開が全くわかりましぇん〜〜。スタートしてしばらく・・BARの2台のランデブー走行がありましたが、どっちがバトンでどっちが佐藤かもわからない(涙)ヘルメットもカーナンバーも見えないし(涙)・・・で・・途中でピットインとか始まったら、順位すらもうわからない(涙)・・おまけに・・・いつのまにかシューマッハがウィニングランしてるし(笑) レース途中は、ラジオ持ってるやつを捉まえては「琢磨何位?、今何週目?」(汗)
シューマッハー
結果として今回も優勝は、ミハエル・シューマッハー!なんと、今期17戦中14勝目(!!)もう勘弁してくれ・・って感じですが、その強さを目の当たりにするともう黙るしかないです。実際、生で見て、ヘアピンの突っ込み、そしてアクセルをあけるタイミング・・・素人目に見ても、明らかに他のドライバーとは違いましたね。速さの次元が違うところにある・・みたいな・・。ん〜〜やはり皇帝だ。考えてみたら私が9年前に来た鈴鹿の時も、ウィナーは彼だった・・・
バリチェロ
シューマッハーのチームメイト。今回彼は予選で大失敗。んで、決勝もリタイヤという結果でしたが、我々にとっては一番熱い走りを見せてくれたのは、シューマッハでも佐藤でもモントーヤでもなく彼でしたね!マシンを振り回しながら、前のマシンを追い掛け回すシーンは興奮しましたよ〜。熱すぎて最後はクルサードと接触・・自爆(笑)
オリビエ・パニス
今日は、オリビエ・パニスの引退レース。結果としては10位完走。彼のレース人生を表すかのような、非常にじみ〜〜なレースでしたが、彼が最後のラップを走っている時の観客の暖かい歓声が感動的でした。彼って、ほんと目立たない存在だったのですが、その実力を疑う余地はありませんでした。また日本とのつながりも印象的。無限ホンダを操ってのモナコで初優勝、ブリジストン初参戦の年では非常に信頼されてたし、あと、BARホンダ、そしてTOYOTAでのドライブ・・振り返れば彼の印象的なシーンも甦ってきます。ほんとお疲れ様でした!
J.ヴィルヌーブ
彼の復活は、かなりうれしかったのですが・・前戦の上海、そして鈴鹿見る限り・・・目立たなかったな〜〜。一年のブランクを差し引いても、チームメイトのアロンソとの差は歴然!っつか、来年はザウバーで完全復活する彼ですが、期待薄だなこりゃ・・・。
佐藤琢磨
言うまでもなく今回の鈴鹿の主役!結果的には表彰台に上れなくて残念・・なのでしょうが、4位という結果も評価してあげましょうよ!今までの日本人ドライバーとは明らかにその精神力の強さが違いますよね。これだけ騒がれて、注目される中で・・予選では攻めまくり、決勝では耐えて・・そして結果を出す。彼が通過する時の観衆の盛り上がりを見ると、これからの日本におけるF1人気の定着の有無は紛れもなく彼にかかっているんだな〜〜と実感!そして、日本人として鈴鹿で純粋に日本人ドライバーを応援する!ことの幸せを感じました。
渋滞
そりゃ〜〜16万人が一斉にメインスタンドを目指して帰途につくのだから、その混雑振りは物凄い!んで、帰りの車の数も半端じゃない。しか〜〜し・・・私には10年前、発見した裏道があるのだ〜〜。しかし、覚えているわけもなく、素直に渋滞にはまって帰りました(涙)家に着いたのは21:30!おお!F1のTV中継には間に合った・・といいつつ、F1中継はじまって10分後には大爆睡!いや〜〜お疲れ様でした<自分・・んで、チケット譲ってくれた兄貴の友人・・ほんとすんましぇんでした〜〜〜
写真館
やっぱ、デジカメでしかも・・ズームで・・F1とるのは無理(汗)