ソナタ・アーチが終わっていよいよ来たぞ〜〜。さあ、どんなセットが現れるのかも興味深い。興奮は徐々にピークに達してきた。
そんな中、ＵＦＯの「ドクター･ドクター」が流れ出す。さあいよいよだ・・・・ふとスタンドから下を見てみると、あるカップルが、ぶちゅ〜〜〜！と濃厚なキスを交わしている(笑）・・・いやはや・・ちとうらやましかったりして(汗）
荘厳なＳＥの中、興奮がピークに達した時・・・「Wildest Dreams」でライブスタート！しっかし、そのライティングの豪華さはさすがオオトリ！そして、その王宮をイメージしたかのようなステージセットはド迫力だ！黙々とプレイに専念するデイブ＆エイドリアン＆スティーブ・・後方で見えにくいがしっかりしたビートを叩きだすニコ・・・独特の派手なアクションで客を煽るヤニック・・・そしてその合い間を走り抜けるブルース！そう遂にメイデンがそこにいる〜〜！！う〜〜ん、なんて幸せ！なんて統帥している間にスティーブのベースが唸りを上げる。そう「Ｗｒａｔｈｃｈｉｌｄ」！ソナタ＆アーチで座って観戦してた面々もさすがに乗らずにはおれない(笑）サビも大合唱っす！
そしてここでステージに変化が・・・・セットの後方、バックドロップがするすると動き出すと・・そこにあの「氷の世界のエディ」の巨大絵登場！もうみんなわかってます・・そう「Can I Play Madness」！めちゃめちゃポップな曲ながらライブでは威力発揮するこの曲・・・むろん「キャナイプレ〜〜ウィズマ〜ネス〜〜♪」大合唱。
「いや〜〜飛ばすな〜〜！」と思うまもなく、今度はバックドロップが「ユニオンジャックを持ったエディ」に変化！「来た〜〜〜〜！！！」私がメイデンをはじめて体験したのがこの曲「The Trooper」だ！早くもコンサートは最初のピークに達したか、更にユニオンジャックを振り回すブルース！！大阪城ホールが揺れている（これは過大表現･･汗）
既に茫然自失状態の私・・・・しかし、ここでステージにハプニング！何が起こったのか？よくわからないが、ニコがステージ前方に出てくる・・・・？？？？どうやらドラムセットに何らかのトラブルが発生したようなのですが、さすが彼らはプロですね！この急場をブルースとニコの「コント」(笑）・・・いや「ウィリアムテルごっこ」(笑）で難なくクリア！！この合い間が逆に会場を一体にしたような気がします・・ん〜〜さすがプロフェッショナル〜〜
一転して厳かなＳ．Ｅ・・そして語りがはじまり「Dance Of Death」がはじまる。この曲はもうブルースの独壇場・・・黒いマントに身を包み、マスクをつけた彼の表現力に会場みんなが固唾を飲んで食い入っている・・って感じです。まさに一つの演劇、もしくはロックオペラを観劇しているかのような錯覚に陥る。バックドロップはむろん「Ｄ．Ｏ．Ｄ」のジャケットに変化している・・・・
続いて「Brave New World」「Paschendale」「Lord Of The Files」「No More
Lies」と流れていくのですが、「D.O.D」からこのあたりはもう「いかにもメイデン」の世界すね！その劇的な展開の曲に引きずりこまれたのか、会場もノリまくるというより聴き入っているって印象・・・。
しっかし、その完璧な演奏もさることながらブルースのエンターテイナーとしての力が最大限に発揮されていますです。観客の煽り方もうまいし・・・・逆にスティーブハリスが大人しめの印象。おそらくフロントマンとしてのブルースを際立たせる為なんでしょうね！スティーブ・・お・と・な・・だね(笑）
さあそして再びコンサートは盛り上がり大会に(笑）その口火を切ったのが「Hallowed Be Thy Name」その荘厳かつ美しく・・そしてかっこいい！まさに彼らの名曲とも言えるこのおなじみの曲に会場も再び沸騰！そして「 Fear Of The Dark」！もう会場はみんな知ってます・・・冒頭からメロディにあわせて「お〜お〜〜お〜〜♪」の大合唱！むろんサビの部分もいっしょになって歌う・・・まさに至福の時！
でも、至福の時はまだまだ続く！遂に来た！「Iron Maiden」・・このイントロが鳴り出しただけで、涙が出そうになる〜〜〜(笑）もうヘドバンするしかないでしょう〜〜。そしてこの曲が始まったという事は・・・・そう「エディ」が登場するはず！！そしてステージ後方にロープに吊るされた(苦笑）黒マントの巨大エディが出現！これを待っていたのよ〜〜〜！エディの登場もあいまってもう興奮絶頂・・・「アイアンメ〜デン♪」と叫びまくってるうちに、あっという間に終了〜〜。あれだけの巨大エディなんだからもっと登場させてほしかったなぁ〜〜〜(笑）
ここで一幕終了・・・・会場からはどこからともなく「オ〜レ〜〜オレオレ〜〜♪メイデ〜ンメイデ〜ン」の合唱が・・・しかし悲しいかな時として巻き起こった「メイデン！メイデン！」コールに飲み込まれてしまう(苦笑）まぁ、いっか・・・
そして、ギターリスト三人がアコギかかえて再登場・・・ブルースによるメンバー紹介に続いて「Ｊｏｕｒｎｅｙｍａｎ」だ！これはいっしょに歌わないと！・・・・会場入りする前に「宝塚のフシギダネさん」にもらったこの曲の歌詞カード(笑）を私の席の周りの方々に配りまくったおかげ（？）で、少なくともこの一帯は合唱成功(笑）
荘厳な響きに酔いしれる間もなく、あの「新約聖書の黙示録13章18節」から引用された語りが・・・・「It's
Number Is・・・・666」・・・「Ｔｈｅ Number of The
Beast」！このあたりはもうメイデン定番の超名曲だ。「シックス！シクスティシックス！」の合唱も当然のことながら完璧っす！いつしかバックドロップも、「魔力の刻印エディ」に・・・なんて思ってたら、今度は黒マントエディがちょこちょこと歩いてステージ上に登場！身長3Ｍくらいのこのエディ・・ヤニックと格闘（？）いや・・じゃれあっておりました(笑）ちと動きがトロイエディではありましたが・・・・
そして、ニコのバスドラのリズムにあわせて「Ｒｕｎ To The Hills」・・・・もうたまらんっすぅ！この曲で終わり・・と思うと寂しさがこみ上げてくるものの、ここはもう騒がなソン･ソン(笑） ら〜〜んとぅざ〜〜ひ〜〜♪ら〜〜んふぉ〜〜よ〜ら〜〜ああ〜〜♪私にはＫｅｙが高すぎてメロメロになりながらも（苦笑）絶唱！！！うう〜〜〜そしてメンバーが去ってゆく〜〜〜〜(涙）
こうして怒涛のメイデンライブは幕を閉じたのでありました・・・
しっかし！今回３バンド見ましたが・・・やはりメイデンは格の違いというものを見せ付けてくれました。やっぱメイデンはどでかい会場で度肝を抜くようなセットで見ないとね！今回、それを見られた私は幸せもんです！特に今回はブルースの存在感の大きさに感動しました。あとヤニックの派手派手なステージアクション！「あんたほんまにギター弾いてる？」と思う部分もありですが(笑）そんな事も含めて、メイデンのそのプロフェッショナルなステージは、まだまだソナタやアーチの及ぶところではないのかもしれませんね〜〜。生エディにも会えたし(笑）ほんと、このビッグイベントに参加できた事はラッキーでした！
ただひとつ残念なのは、これだけのビッグイベントで・・・西日本で唯一のライブにもかかわらずまだ超満員にならないこと・・・海外だったらきっと、もっとものすごい事になってるはずのライブですよこれは！このフェスティバルが一つの取っ掛かりになるのかもしれません。きっとこの形式がこれから増えてくるような気もしますが、それによって日本のＨＭシーンがもっともっと盛り上がればいいな！
メ〜〜デンさいこ〜〜〜〜！！！
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