幕張と大阪の大きな違い・・っつうと、やはりキャパ・・・さすがに小さく感じる。それに、細かく柵で仕切られているので、これじゃモッシュサークルは無理・・。幕張であの強烈なモッシュサークルの楽しさを知ってしまった私としてはこれは少々悲しい・・・。しかし、なんといってもステージが近い!!ほんと手の届く位置で彼らを拝めるのは嬉しい限りっすね。あと、幕張の直後だけに、ここ大阪では案外冷静にアンスラのライブ見れるのかな?って、思ってたんですが・・・オオマチガイ〜〜。あかん・・・・始まる前だというのにもう興奮が最高潮に達してきましわよ(笑)
そして・・・場内暗転!!幕張と同じで案外緊張感なく(笑)メンバーがぞろぞろと出てくる。しか〜〜し、我々は緊張感ありまくりだわい!さあ!さあこいこい!!もうオープニングはわかってるぜ〜〜インディアン〜〜!!!・・・って、あり?なんか違う??
当然チャーリーがドンドコドコドコ・・と、あのイントロを叩き出す物と思ってたんですが、PAから弾き出されてきたのは・・・ギターリフ!!おもむろにスコットが刻みだす・・・・ガッガガッガガッガ・・・・・。ん?・・・・・・・ガッガガッガガッガガッガガッガガッガ・・・・。腹をえぐられるかのようなそのゴリゴリ重低音のギター!!これって・・もっしかしって?
ガッガガッガガッガガッガガッガガッガガッガッジャ〜ラジャラジャラジャラガッガガッガガッガガッジャ〜ラジャラジャラジャラ
・・・・・そうさ〜!!!まさかのこのオープニング!!!そうさ〜〜!スコットの機関銃ギターに合わせて怒涛のリズムが絡んでくるこの曲!!ジョーイがコールする!!イッツァァァ〜〜メ〜〜ッハウ〜〜!!おおおおおお〜〜「Madhouse」〜〜!!これにはびっくらこいたっす。いきなりオープニングからしてセットを変えてきた彼ら・・・う〜〜む、わかってるっすねやっぱ!!あのえげつないPVとともに、ANTHRAXの名を一躍全世界に知らしめたこの曲!!もう会場はえらいこっちゃ状態(笑)
イヤ〜凄い凄い・・・と〜ぜん、サビは「イ〜〜ッツォメ〜〜ハウッ!!」・・・ぅぅぅ・・気持ちぇぇ〜〜!思えば、この曲を生で体験するのっていつ以来だろう・・・なんて、記憶を回想しながらも・・・・後ろからの強烈な圧力に死にそうになりながらも・・ただただ腕を振り上げる私・・。
そしてそんな強烈な一撃を放った彼らは、ここで一息入れる・・・・・何て事あるわけないじゃないですかぁ〜(笑) 間髪いれずフランクのベースがうなりを挙げて・・・・そう!ここはもう幕張と同じく「Got The Time」!ただ、幕張の「Indians→Got The Time」よりもこの「Madhouse→Got The Time」の流れの方がそのインパクト、勢い、爆裂感は強力だ!いつしか、わたしゃ3列目付近まで押し上げられ・・ジョーイの姿が目前に!・・ふふ、近くで見るとさすがに皺が増えたのぉ〜(笑) ふと目をやると、すぐそこでねこおさんとRAINBOWさんが後方からの圧力に押しつぶされそうになりながらもヘドバンしてる(笑)・・ほれ・・言わんこっちゃない(-_-;)
そしてきましたですよ「Caught In a Mosh」!!私のすぐ隣で狂っていた若者が「ぎえええ〜〜〜」と奇声を発すると、私も負けじと「ぎょぇぇ〜〜」と奇声を発する(笑)しばらくそいつと奇声の出し合い合戦で楽しんでたら、いつしか芽生える仲間意識(なんじゃそりゃ・・汗) 共に肩組んで狂ったようにヘドバンヘドバン!!見知らぬもの同士をソウルメイトにしてしまうこの曲の威力は計り知れません(笑) と、ここでふと右側を見てみると・・・・おおお〜〜〜いつしか、ちっちゃいながらもモッシュピットがぁ!!(★★)きらり〜ん!やっぱこの曲ではこれしかない・・・っつうことで、嬉々として吸い込まれるようにその輪に飛び込む(大汗) 後はもう人に突き飛ばされるがまま、あっち行ったりこっち行ったりで暴れたおす。実はモッシュピットって自分の周りに空間が出来る訳で・・前線にて後方からの圧力にただ耐えかねてる事思うと、楽なんですよね(苦笑)
そうそう、「Anti-Social」の時でしたかね?もうおなじみのシンガロングで盛り上がり狂ったように暴れてたんですが、誰かに思いっきり突き飛ばされその反動で反対側に吹っ飛ばされた時・・・・ぼよよ〜〜んとやわらかい物体に激突したんですよ。ふと見るとそこにいたのは・・・・Σ( ̄∇ ̄;)・・・アニマル浜口??いや、ただのアニマル浜口じゃない(笑)上半身裸・・・しかも、全身刺青だらけの怖すぎるアニマルがそこに・・。おもいっきり睨みつけられたその瞬間だけは、アンスラックスのこと忘れました(-_-;) ←このアニマル・・後でまた登場しますので覚えておいてくだされ(苦笑)
いや〜〜そんなちっちゃな出来事はど〜でもいいですよね(笑)目の前で展開されてるアンスラックスの壮絶なパフォーマンスはやはり会場が小さくなろうとも変わることはないんです。続く「Indians」では、おなじみのキャップをつけたジョーイが客席を煽る。しかしこの曲でワタシが注目したのはベースのフランク!まぁいつのの如く、ステージ狭しと走り回ってる彼ではありますが、それでも崩れることのないそのリズム・・・この曲のようにスーパーハイスピードチューンであっても、高速で回転するかれの右指に驚愕!!ライブヴィデオなんかでそれは確認済みではあったものの、目の前でそれを見せ付けられるとやはり物凄いインパクトだ。当然スコットやチャーリー・・どちらがいなくてもアンスラックスは成り立たないのだけど・・フランク・ベロ・・・やっぱ彼の存在もこのバンドにとってはかけがえのないものなんだな・・と再確認しましたね。
そして、いよいよライブも佳境に入ってきた・・・「I Am The Law」!!今回ラッキーにも彼らの勇姿を2回も見れたわけですがそれももうすぐ終わりかと思うと悲しくなってくる。しかし・・・幕張のときも言いましたが、人間の体力の限界ってやっぱ計り知れないっすね(汗)・・・っつか、どんなに死にかけていても目の前にアンスラックスが演奏してたら、何度でも蘇生するんです!うぐぁ・・ここはもう後悔のないように、本能のまま行動するのみ(笑) もう会場のぐちゃぐちゃ度も最高潮!私・・・といえば、例のちっちゃなモッシュピットで本能のままあっち行ったりこっち行ったり(苦笑) いやぁ楽しいな〜〜!・・・しかぁ〜〜し!調子に乗りすぎるものには天罰が下るのか?(-_-;) この曲がギアチェンジしてスピードアップした時に悲劇は起こったのです・・・・
スコットの剃刀リフがうなりを上げ、チャーリーのブラストビートが襲い掛かってくるその瞬間・・・会場のテンションがぐわんと上昇するその瞬間・・・・強烈な一撃がワタシのあごをとらえる(涙)
|