City Of Evil 2006

80’sメタルをリアルタイムで聴いてきた私・・・当時の重鎮バンドが今もなお活躍してる中で、なかなか新しいバンドに手が出てなかったんですが、こいつはいい!!Avenged Sevenfoldの3作目にしてメジャーデビュー作のこれ・・・なんていったらいいのか、はっきし言って・・・メタル、メタルコア、メロスピ、シンフォニック、バラード、とどめにコンガ(?)もう、そのときやってみたいことを全てぶち込みました!みたいなこのサウンドは、悪く言えば美味しいとこ取り(笑) しかし、若さにまかせたかのようなこの爆発力と巧みなアレンジが見事に調和された全11曲・・「 いろんなことやってるのに、散漫さを感じない・・・そこいらじゅうから拾い集めてきたかのようなサウンドなのに新しい・・・」・・ほんと、麻薬的な魅力に満ち溢れてるんですよ。

まず、冒頭4曲の凄まじき勢いに耳を奪われますが、ほんとに凄まじいのは中盤の名バラードEを分岐点とした後半F以降!凄まじいまでに(くどい?笑)展開していく曲が目白押しです。どの曲もかなり長尺なんで聴くのに集中力を要するものの、その価値は充分にアリっすよ。もうちょい音に重量感は欲しいとこですけど・・・

M.シャドウズのVoスタイルのせいか、全体的雰囲気としてメタルをあんまし感じさせないのもおもしろいですね。一般ロックファンをも巻き込んで一つのムーブメントをも作り出す可能性を秘めてるバンド・・と思うんですけど、どうでしょうか?(笑)

1. Beast and the Harlot★★
2. Burn It Down★★
3. Blinded in Chains★★
4. Bat Country
5. Trashed and Scattered
6. Seize the Day★★
7. Sidewinder★★
8. Wicked End

9. Strength Of The World★★
10. Betrayed
11. M.I.A★★