Crimson Glory 1986

銀色の仮面で素顔を被ったメンバーの写真見たときは・・ちょっとヒイテしまいました(笑)このアルバムが発表された当時、この超ハイトーンVoや、この様式美サウンドをして、よくクイーンズライチ(ジェフ・テイト)と比較されていたように思いますが、う〜ム・・ジェフテイトよりも少々ダーティ、っつか、お下品なこのミッドナイトの声が、凄まじい。しかし、アメリカのバンドながら、このブリティッシュなメタルサウンドのなんと神々しい事か!!リバーブのかかったスネアドラム・・泣きまくるツインギター・・そしてどこまでも天高く突き抜けていくVo・・もうこれだけで、ヨダレたらしている様式美マニアの方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?(笑)

北欧神話などをテーマにした歌詞に見られるように、少々難解というか、自ら敷居を高くしている部分も見られますが、それはもうこの手のバンドの宿命なのかもしれないですね。最強の様式美チューン@A・・少々だれてきたところでのファストチューンD・・そしていいようのない暗さ・・得体の知れない苦しみを伴ってアルバムを締める、ラストのG・・そのヴィジュアルも含めて、徹底的に様式にこだわったスタイルは当時では、ある意味稀有な存在だったかもしれません。そういや、スリップノットのあのヴィジュアルって・・このバンドから影響受けているのかな〜??と思う今日この頃・・・
1. Valhalla★★
2. Dragon lady★★
3. Heart Of Steel
4. Azrael
5. Mayday★★
6. Queen Of The Masquerade
7. Angels Of War
8. Lost Reflection★★