Eat'em And Smile 1986

ダイアモンド・デイブがヴァンへイレン脱退後に発表したフルアルバム!!まず、そのメンバーにびっくりでした!S.ヴァイにB.シーン・・・そして出てきたこの音!もう壮絶!まさに各パートの対決・・・
バトルロイヤル状態(笑)そのくせ、デイブらしさが120%発揮されたこのアルバム・・・ほんと凄いですぜ。

一歩間違えれば、色物的といいましょうか・・話題だけで中身はバラバラになりそうなこの面子。しかし、強烈なテク見せ、お遊び、ブルース・・・そのバラエティにとんだ全10曲30分足らずのなんと濃密な事か!!陽気でのんきですけべで陽気なデイブ(笑) な〜〜んも考えずに、ただ音楽を楽んでますぅ・・・・みたいに見えるこの男・・実は、かなり計算高い・・と見た!!凄いメンバーによるテクニックバトルの上を、奔放に遊びまわるデイブのVo・・・メタル・・アメリカンロック・・ブルースロックのびみょ〜〜〜にぎりぎりの線を狙ったこの
なんともいえないバランス感覚ははたして偶然の産物なのか?次作「スカイスクレイパー」がなんか中途半端な印象を受けるのは、このバランス感覚が崩れたためなんじゃないかのぉ〜〜・・と思う今日この頃・・・

さらに付け加えると、S.ヴァイというこの変態ギタリスト・・・ただの変態ではないですね。彼って、結構バンドアンサンブルに気を使ってるんじゃないでしょうか?このアルバムでも、彼の変態プレイは思いっきり発揮されてますが、バンドサウンドを壊すどころか、引き立ててるように思えるのですよ。もちろん、他のメンバーがプロフェッショナルだから・・というのもあるんですけどね!いや〜〜しかし・・・大花火一発、どっか〜〜んって感じのデイブのエンターテイナーぶりには脱帽ですわ〜〜、ほんと!
1. Yankee Rose★★
2. Shyboy★★
3. I'm Easy
4. Ladies' Nite In Buffalo?
5. Goin' Crazy!★★
6. Tobacco Road★★
7. Elephant Gun
8. Big Trouble
9. Bump And Grind
10. That's Life