Tooth And Nail 1984

言うまでもなく、DOKKENを世間に知らしめることになった彼らの2作目にして代表作です。彼らの魅力は・・これまた言うまでも無く(笑)その切れ味抜群のG.リンチのギター・・そして歌い上げるドン・ドッケンのVoを押し出した、秀逸なメロディですが、このアルバムにはその全てが注ぎ込まれている、といっても過言ではないでしょう。

HMの様式美というものを再確認させるイントロの@〜超攻撃的なAへの流れは、いつ聴いても震えが来ますね〜〜。いきなりここがハイライトです!!この曲を筆頭にジョージのギターはまさに「スリリング」!!かつ、どこぞの誰かさんみたいに曲そのものをぶち壊すことなく、彼らのメロディ重視の楽曲をより際ださせてますよね。そこが彼のすごいところだと思うのですよ。

切れ味抜群のバックにドンの流麗なVoがのる・・・そして優れた楽曲!明らかに他のLAメタル勢とは一線を画したこのアルバム・・・まさに傑作です!たまらんバラードのHから疾走するIへの流れにも・・・・・・参った(単純)
1. Without Warning
2. Tooth and Nail★★
3. Just Got Lucky
4. Heartless Heart
5. Don't Close Your Eyes
6. When Heaven Comes Down
7. Into the Fire
8. Bullets to Spare
9. Alone Again★★
10. Turn on the Action★★
Under Lock And Key 1985

彼らの3RDであり、そしてピークであった作品といえるかも・・。前作「Tooth And Nail」で、つかみはOK!で・・続くこの作品・・な〜〜んか、全体的にまったりと・落ち着きまくってます(笑)ずらりと、ミディアムテンポの曲が並んでいるのもその要因かもしれないですが、スリリングな展開を期待するとだめですよ。無論、アップテンポの曲もあるのですが、その曲が核になってないのは事実っす。せめて、もう一曲だけ、「Tooth And Nail」みたいな曲があればだいぶイメージも変わったのではないかと思うのです。・・・とまぁ、ここまで読めば「駄作」?なんて誤解を呼びそうなのですが、それは断じて違〜う(どっちやねん・・)

曲それぞれのクオリティは、当たり前のようにめちゃ高いです。彼ら特有のコーラスが美しいB、H・・特にBのイントロは鳥肌モノ!忘れちゃいけないG.リンチのギターも冴えまくってます。このアルバムはじっくり堪能してほしいですね〜。彼らの場合、この「当たり前のように」が足かせになってたのかな〜?それ言っちゃうと元も子もないのかもしれないのですが・・・
1.Unchain the Night★★
2.Hunter
3.In My Dreams★★
4.Slippin' Away
5.Lightnin' Strikes Again
6.It's Not Love
7.Jaded Heart
8.Don't Lie to Me
9.Will the Sun Rise?★★
10.Till the Livin' End
★★