Hellfire Club 2004

すんません・・私・・彼らのことをかなり過小評価してました・・・。彼らの過去のアルバムがいわゆる「メロスピ」系と聞いていたもので、どうも避けてたような気がするんです。一曲目「MYSTERIA」にいきなり吹っ飛ばされましたよ。♪レディ〜スエンドジェントルマ〜ン・・ウェルカムトゥ〜ザフリ〜〜クショ〜〜♪の絶唱とともに切れ込んでくるギターリフのかっこよさ!これぞへブィ〜メタル!ってな主張がビンビン伝わってくる名曲ですよね。最初、その曲の多さにびびってたものの(苦笑)じっくり聴くと、ほんと各曲のクオリティも高い。大陸的な勇壮なメロディが疾走するB、美しいイントロに涙のC、
ヘビーながらサビが印象的なD、トビアスの情感溢れるVoを堪能できるバラードE・・と、ほんと名曲が続きます。普通なら、ここらで一気に尻すぼみ・・になりそうなもんですが、アップテンポのF・・パーティ的な雰囲気のGと、更にそのテンションを高めていく彼らの底知れぬパワーにはただただ圧倒されるのみ・・・そして、締めはケルトチックな雰囲気も持ち合わせたバラード・・と、心憎いまでの構成力を見せてくれるんです。

これはもう、メロスピとかジャーマンとか・・そんな区切りは必要ないですね。「ヘビーメタル」・・うん、良質なストロングヘビーメタルということでいいんじゃないですか!?めっちゃ抽象的ですが、トビアスの歌からもオンリーワン的なスペシャルなものを感じ取ることが出来るのは気のせいかな?ともかく、こういうバンドが大ブレイクしてこそ、ほんとの意味でのメタル復興が現実的になるんじゃないでしょうか?
1. Mysteria★★
2. The Piper Never Dies
3. We Don't Need a Hero★★
4. Down to the Devil★★
5. King of Fools
6. Forever★★
7. Under the Moon★★
8. Lavatory Love Machine
9.
Rise of the Morning Glory
10. Lucifer in Love
11. Navigator
12. The Spirit Will Remain★★