Walls Of Jericho 1985

今出てるCDなんかには、このアルバムとファーストミニアルバムがカップリングされてるみたいですね。この楽曲群に加えて「Judas」「Starlight」等の名曲が収録されてるのはかなりおいしい!

さて、もう説明不要のハロウィン。初めてこれ聴いた時、カイ・ハンセンの素っ頓狂なVoに松田優作状態でしたが(苦笑)、それよりもこの物凄い疾走感と美しいツインリードにしびれましたね〜。♪ロンドン橋!渡ろ〜〜渡ろ!渡ろ!♪でおなじみのメロディ(・・わかる?)に続く「Ride The Sky」はもう圧巻!キスク時代にも継承された彼らのアルバムのオープニングのかっこよさは、まさしくHMの様式美というものを象徴しておりますな〜〜。

音は最悪の部類に入るほどひどいもんですが、このめちゃめちゃ荒々しい雰囲気にはこれくらいの方がいいのかもしれませんね。しかし・・・この美しいツインギターのメロディは昔も今も変わりません。(と・・偉そうな事言ってますが、実はアンディ時代はあまり聴いてないのでした・・汗)

ラストの「How Many Tears」は至上の名曲!特に中間部のギターの美しさはほんと悶絶です。特に日本人にとっては涙腺刺激もののお好みサウンドなんでしょうね〜〜!このジャケットは・・凄いな〜〜・・・(汗)


1. Walls Of Jericho
2. Ride The Sky★★
3. Reptile
4. Guardians
5. Phantoms Of Death
6. Metal Invaders
7. Gorgar
8. Heavy Metal (Is The Law)
9. How Many Tears★★
Keeper Of The Seven Keys 1987

今、猛威を振るっている通称「メロスピ」(笑)・・っつか、猛威を振るってるかどうかはよくわかりませんが(汗)、間違いなく・・起源をたどればこのアルバムに行き着くんじゃないでしょうか?どっかんどっかん♪と失踪するリズムの上をドラマチックなメロディが華麗に突き進む・・そういうパターンをHMシーンに突きつけた記念碑的な名盤ですよ。

前作の荒々しさは後退したものの、新たにM.キスクという若々しい(当時ね・・)Voを加えて、これぞかぼちゃ!という音楽スタイルを確立した、いや・・ジャーマンメタルを確固たるジャンルとして位置付けた!という意味でも、重要なアルバムですな。なんといっても、イントロの@を経てのA!そう「I'm Alive」!これのインパクトは凄かった!ツーバスドコドコと魅力的なメロディ、んで、ツインリード!これがたまらんのです。そして、13分にも及ぶ感動的な大作のF!この2曲がまさにキーです。(アルバム名とかけたつもりなんですが・・汗)

メロディの「くささ」・・「HMには、これも必要不可欠なのだ。」と思わせてくれるアルバムですね、これは。
1. Initiation
2. I'm Alive★★
3. Little Time
4. Twilight of the Gods★★
5. Tale That Wasn't Right
6. Future World
7. Halloween★★
8. Follow the Sign
Keeper Of The Seven Keys U 1988

タイトルのとおり、前作の続編!っつか、もともと前作と一緒に作られたもので、2枚組みでリリースされる予定だったとか・・・。こんな良質な2枚をいっぺんに出すのはもったいないっすよね。というわけで、この作品、当然のようにその内容、流れは前作と変わりありません。しかし、CDGのような、よりポップさを強調したような曲が目立つのは確か。そういう意味では、よりヴァラエティに富んだ作品と言えるかもしれませんね!

@〜Aの流れは、前作のオープニング以上に感動的。まさに鷲が大空を舞うかのような、勇壮で疾走感溢れるこの曲は、ほんと名曲です!当時、初めてこのレコードに針を落として(古い・・)この曲のサビ聴いた時は、思わずガッツポーズしましたもんね(笑)そして、アナログで言うB面のFGHの流れがまた鳥肌ものなんすよ〜〜。特に大作のHは前作の大作「Halloween」以上に、その曲の物語性に引き込まれます。

このアルバムを最後に、カイハンセンが脱退してしまったのが残念・・・
1. Invitation
2. Eagle Fly Free★★
3. You Always Walk Alone
4. Rise and Fall
5. Dr. Stein
6. We Got the Right
7. March of Time★★
8. I Want Out
9.
Keeper of the Seven Keys★★