Mean Time 1992

1992年といえば、すでにジャンルの多様化、細分化が進み本物、にせものが入り乱れた混沌状態になってた時代だったと思うのですが、このバンドもそんな中でメジャーデビューを果たしたバンドです。

この音・・どう表現したらいいか(汗)・・・・ニルヴァーナ等のグランジ勢と一緒に語られる事も多いバンドですが、もともとはこいつら、いわゆる「ノイズバンド」。「ジャンク」系とでもいうのでしょうか?ただ、このアルバムでは・・ひしゃげたギターの音にその形跡があるぐらいで、曲も曲らしく(笑)まとまってます。まず印象的なのが、
ひきずるような重たいギターのリフ!これがなかなか破壊力満点!@の重苦しい緊張感なんかはたまりませんし、リフのかっこよさに「お?」と反応してしまう曲も多々あります。そして、感情を押し殺し・・言葉を吐き出すVo・・・・・

しかし、この全体を覆い尽くす重さ・・暗さゆえに一枚通して聴くのは、結構しんどいかもしれない・・・そうですね〜〜、たまったうっぷんを解き放つ寸前の生殺し状態(笑)がたまらなく好き!という方には強力プッシュです!(そんな奴おるんか?)

でも、ふと思ったんですが・・今猛威を振るってるヘビーロックのバンドたち・・案外このヘルメットのようなバンドに影響受けてるのかもしれません。
1. In the Meantime★★
2. Ironhead
3. Give It
4. Unsung
5. Turned Out★★
6. He Feels Bad
7. Better
8. You Borrowed
9. FBLA II
10. Role Model