Sad Wings Of Distiny |
1976 |
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1976年発表の2NDです。現在まで30年に渡って「メタルゴッド」として君臨する彼らの・・・そうっすね、まさに「はじまり」と言える作品かもしれないですね。現代の「ドンシャリギター音に慣れた耳には・・この音が古臭く聴こえるのは致し方なしですが(笑)、30年経とうとしている今になっても、そのHM美は全く色あせる事はありまへん。
う〜〜ん、くどいですが、どの曲もほんとに美しいんです。例えば、90年の「ペインキラー」のような突貫型ではないかわりに、どの曲もほんと味わい深い・・・。2作目だというのに、すでに「メタル翁」の雰囲気をもかもし出してるっつうか(笑)←いい意味でね! 時代性もあって、その音作りは大げさになるはずもなく、いたってシンプルなのに、一曲一曲それぞれに深い表情を感じ取る事ができるんですよね。聴き終わった時に、一遍の大作(映画なり演劇なり・・)を見終わったときのような、感動を味わう事ができるのもこの作品ならでは!
それにしても、まさにロックオペラともいうべき@BGは圧巻!ありとあらゆる唱法を繰り出すロブにも悶絶です。そういえば・・GにQueenっぽさを感じるのは気のせいだろうか?
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1. Victim Of Changes★★ 2. The
Ripper★ 3. Dreamer Deceiver★★ 4. Deceiver 5. Prelude 6. Tyrant★★ 7.
Genocide★ 8. Epitaph★★ 9. Island Of Domination
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前年発表の彼らの名作「運命の翼」に続く3作目。荘厳の権化のような前作と比較すると、そのドラマ性みたいなものは弱冠薄れておりますが、とりあえずヴァラエティに溢れている作品ですね〜。シンプルなHRながら、一曲の中で様々な展開を見せる@や、まるでブライアン・メイのような(笑)Gサウンドからハードに転じるD、美しくもハードなバラードF、スレイヤーもカバーしたヘビーなG、シャッフルのリズムににのって疾走する哀メロH・・。ん〜〜当然のごとくどれも高品質。さらに、そんな様々な曲が乱舞していながら、アルバムとしてめっちゃ締まった印象を受けるんですよ。このアルバムでのみ参加してるドラマー・・名手サイモン・フィリップスの功績なのかはわかりませんが、どんなジャンルでもそつなくこなす彼の本領は如何なく発揮されてます〜。
ただ、Cには失笑かも(汗) これはまさにポップバラード・・・。このアルバムの中において思いっきり浮いちゃってる(笑)
Aは、60-70年代に活躍した
米女性フォークシンガー「Joan
Baez」の曲です。もう彼らの曲と言っちゃっても違和感ないほど定着してますね。最近のライブではよりオリジナルっぽくアコースティックで演奏してるみたいですが、このアルバムのアップテンポVer.の方が、より感動度高し!
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1. Sinner★★ 2. Diamonds And Rust★★ 3. Starbreaker★ 4. Last
Rose Of Summer
5. Let Us Prey
/Call For The Priest★ 6. Raw Deal 7. Here Come The Tears★ 8. Dissident Aggressor★★
9. Race With The
Devil★
10. Jaebreaker(Live |
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いや〜〜もう、一発目の「Exciter」のインパクトが凄すぎ!よくこのアルバムは、彼らがブリティッシュHRからヘビーメタルへの転進を図ったアルバムだと言われていますが。私個人的には、まだブリティッシュHRの匂いがむんむんしてるアルバムだと思ってるんですよ。ただ、この@のスピード感はまさに、80年代のスラッシュメタルというジャンルにつながるかのような、物凄い破壊力を持ってますね〜。さらに、ロブの壮絶な超ハイトーンも炸裂!(ちと辛そうだが・・)
あと、スプーキートゥースのカヴァーであるB・・普通のロックソングかと思いきや、一転劇的な展開を見せるサビの哀愁度に涙・・・。そういや、ファンの自殺をめぐって、彼らが理不尽な裁判に巻き込まれるきっかけとなったのもこの曲でしたね!(Hという説もあり・・) Gはもう、今もライブで演奏される不屈の名バラード・・グレン&KKの泣きまくるギターがこの素晴らしい曲をさらに歴史的名曲に昇華させてます。で・・あとの曲は・・というと、正直・・彼らの数多くの名曲と比べたらいかんですが、私には印象度薄し・・(-.-;) あ・・ちょっと待ったぁ〜!このリマスターに入ってるボーナストラックのIがすばらしい〜んです!どうやら未完成品っつうことで、ドラムが打ち込みのままなんですが、それがかえって独特の雰囲気を作り出してるんです。猛烈に哀愁度の高いアコースティック⇒エレクトリックGソロには号泣必至!なんでこれが未発表?是非再録してくれ〜〜!
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1. Exciter★★
2. White Heat, Red
Hot
3. Better by You, Better Than Me★★
4.
Stained Class★
5. Invader
6. Saints in
Hell★
7. Savage★
8. Beyond the Realms of Death★★
9. Heroes
End
10. Fire Burns Below★★
11. Better by You, Better Than Me(Live)
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Hell Bent For Leather |
1979 |
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まず、前作と比較して、よりヘビー&ソリッドに変貌したサウンドが特徴的!レザー&スタッドといったファッション性もあわせて、これぞ、ヘビーメタルと言えるような形をこのアルバムで示しましたね!更に、特徴的なのがロブのVo・・意識的にかどうかは不明ですが、彼特有の高音Voを極力抑えて、中低音の魅力を引き出すことに成功しております。最初「アルバムの入りとしては地味だな〜〜」・・と思った@なんかの曲もも彼の中域を駆使した声によって、見事に威圧感を増しておるんですよね〜。
アルバム全体としては、それぞれの曲、かなりヴァラエティにとんでいるのですが、さっと聴く限りそう感じさせない、何か「どすん!」と1本杭が打ち込まれているような重量感があるんです。個人的には前作よりもこっちのほうが評価高し!前述の@、ポップなサビが印象的なB、超名曲かつライブでの定番C、気分の高揚を抑えられないメタル賛歌D、涙無しでは聴けないバラードIをはじめ・・各曲にむらがないですしね!ボーナスのKは、「背徳の掟」収録の名曲、「Rock
Hard・・」と「Some
Head・・」の元ネタ(笑) あ・・Fもまたライブの定番、フリートウッドマックのカバーです。
ジャケットもかっこい〜〜〜
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1. Delivering the Goods★
2. Rock
Forever★
3. Evening Star★
4. Hell Bent for Leather★★
5. Take on the World★★
6. Burnin' Up
7. Green
Manalishi
(With the Two-Pronged Crown)★★
8. Killing Machine
9. Running
Wild★
10. Before the
Dawn★★
11. Evil Fantasies
12. Fight For Your Life★ 13.
Riding On The Wind(Live)
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「背徳の掟」で初めてJUDASを体験し、その様式美メタルに打ちのめされた私・・続いて「復習の叫び」を聴いて・・感涙にむせび泣いた私が、このアルバムを初めて聴いた時の感想は「なんじゃこりゃ?」でした(汗) やけにシンプル・・かつ耳障りの良いポップなメロディ・・んで、なによりも哀愁味がな〜〜い!いや〜〜当時は当惑しましたね。が・・長い年月を経て(笑)今や、このアルバムは世間の評判同様、私にとっても大切な名盤。わざわざ、私が語ることもないんですが、そのリフ重視のサウンドこそが、現在にいたる「ヘビーメタル」の基本形を作ったも言えるでしょうね!ジャケットがもう全てを現してますよ!そう!触れば、切れそうな・・そのリフ攻撃は感動的ですらあります。
@BEなんかは、今でもライブにおける定番!しかし、個人的にはAにおけるkk&グレンのGソロ・・そしてHのラストへ向けての、しつこいほどのGリフには震えが来ますね〜〜!
ともかく、このアルバムの影響力は80年代のアメリカのHRバンド達見ると、明らかです。「復讐」「背徳」アルバムとは違った意味で・・彼らが、あらゆる面でメタルゴッドと呼ばれるヒントがこのアルバムから感じられるよう。 |
1. Breaking the Law★★ 2. Rapid
Fire★★ 3. Metal Gods★★ 4. Grinder★ 5.
United★ 6. Living After Midnight 7. Don't Have
to Be Old to Be Wise 8. The Rage 9. Steeler★★
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う〜〜む、JPの長い歴史の中で、もっとも印象薄いアルバムがこれかも(笑)っつか、一般的にこのアルバム・・見事に駄作扱いされてますよね。私もそういった風評のためか、どうも本腰入れて聴いてなかった(汗) で・・本腰入れて聞いた結果・・@は落ち着いた雰囲気ながら、文句なく印象に残るそのメロディが秀逸!Bなんかは、個人的には「Living
After
Midnight」よりもかっこいいロックソングだと思う。Dもいいね〜〜!どたばたしたDsがみょ〜にかっこいいぞ〜。んが!・・・正直、Eあたりでもういいや・・と、思ってしまったのです(汗)どの曲も、決してクオリティは低くはないのですが、やはりJPのアルバムでこれだけ妙にシンプルで明るい曲を並べられたら、逆に疲れるかも・・。前作もある意味このアルバムと同方向を向いていたと思うのですが、このアルバムには前作にあった緊張感がないのかもしれませんね。
彼らはこのアルバムを持って全米制覇を目論んだ・・のか?様式美ばりばりの次作が逆にアメリカで大ブレイクしたのは、皮肉だな〜〜(笑)
あ・・ボーナストラックKは、Dよりもスピードが約1.2倍アップされてて、むしろこっちの方がかっこいいですよ!
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1. Heading Out To The Highway★★
2. Don't Go
3. Hot Rockin'★★
4.
Turning Circles
5. Desert Plains★
6. Solar
Angels★
7. You Say Yes
8. All The Way
9.
Troubleshooter
10. On The Run
11.
Thunder Road 12. Desert Plains(Live)★★ |
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Screaming For Vengeance |
1982 |
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へビーメタルというジャンルにあって、ヘビ−メタルの姿を具現化したアルバム(私論)。 『Hellion』〜『Electric Eye』の流れはまさしくヘビーメタルの様式美というものを見事に魅せつけ、世のロックファンたちをひれ伏せさせたものです。「ヘビーメタルってな〜〜に〜〜?」と聴かれたら、なんだかんだと講釈たれる前に・・黙ってこれを聴かせましょう(笑)
このアルバムってその@Aの流れが強烈なだけに・・印象として他の曲が見えにくいのですが、そこはメタルゴッド!メタリックな曲、ポップな曲、重厚な曲などの配置が絶妙でアルバム単位での様式美にも気を使ったのでは?と思わせる節もあり!『You Gotta Another Thing Coming』というシングルヒットも生まれました。これを聞かずに死ねるか!的な、至高のそして最強のアルバムだと断言しておきましょう。
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1. The Hellion★★
2. Electric Eye★★
3.
Riding On The Wind
4.
Bloodstone★
5. (Take These) Chains
6. Pain And
Pleasure
7. Screaming For Vengeance★
8. You've Got
Another Thing Comin'★★
9. Fever
10. Devil's
Child |
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Deffenders Of The Faith |
1984 |
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前作「復習の叫び」にひれ伏したファンは、このアルバムでもう一生頭が上がらなくなった事必至(笑) より激しく・・より美しく・・前作の「ヘリオン〜エレクトリックアイ」で示したメタルの形というものを、アルバム全体で具現化したかのようなこの崇高な作品・・もう我々は感涙するしかなかったです。
とにかく、@〜Cがもう凄すぎ。立ち塞がるものは簡単に粉砕してしまいそうな鋼鉄ぶり全開の@は言うに及ばず、激しくも美しい・・A、B、Cの流れには悶絶。研ぎ澄まされたその曲構成・・そしてギターソロ(Cのソロは圧巻ですよ!)・・ほんと重金属と呼ぶにふさわしい音世界が繰り広げられております。現代にいたるまでのヘビーメタルの教典的アルバムといっても、いいんじゃないっすか〜。
前半が強烈な分、後半は弱冠落ち着いた雰囲気がするものの、メタル賛歌的なH、Iには神々しささえ感じますね。 |
1. Freewheel Burning★★
2.
Jawbreaker★★
3. Rock Hard Ride Free★★
4. The Sentinel★★
5.
Love Bites★★
6. Eat Me Alive★
7. Some Heads Are Gonna Roll★
8. Night Comes
Down★
9. Heavy Duty
10. Defenders Of The Faith |
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前作「背徳の掟」でひれ伏したまま頭の上がらなくなったファンは、これ聞いてまずこけました(笑)私もその一人でしたが、それはあくまで第一印象であって、じっくり聴けば「あ・・やっぱ・・ぷり〜すと!」と再認識できたものです。前作があの鋼鉄サウンドだっただけに、突然のこのサウンドの変貌にたくさんの人が批判の言葉を口にしてたように思いますが、各曲のクオリティの高さは疑いようもない事実・・。結局は、「ジューダスよおまえもか・・」「ゴッドたるもの新しいものに飛びつくなかれ」みたいな、保守的考えが支配していたのかもしれないですね。
Gシンセが、その緊張感を増長してるかのような@、Eは、間違いなく名曲と呼ぶにふさわしいと思うし、A、G.、Hは彼ららしいメタルチューン・・めちゃめちゃポップなBは、「living
after midnight」を思わせる印象的なメロディが秀逸!いや〜・・じっくり対峙すると・・ほんといいアルバムだな〜と思う今日この頃なのです。
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1. Turbo Lover★★
2. Locked In★★
3.
Private Property★
4. Parental Guidance
5. Rock You All Around The World
6. Out In The Cold★★
7. Wild Nights, Hot & Crazy Days
8. Hot For Love★
9. Reckless★★ |
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前作「TURBO」でのビックリサウンド(笑)に続くこのアルバム・・・ロブの絶叫から疾走する@聴いて、「やっぱこれだぁ!」と胸をなでおろしたファンは多かったでしょうね。それなのに、なんかこのアルバムに対する世間の評価は冷めてたような・・・。う〜〜む、なんでだろう??確かに、前作で使用した近代テクノロジーの名残はこのアルバムでも多分に感じ取れるし、特にドラムマシーンのようなそのリズムはわたしも気にはなりますが、このアルバムのクオリティはそれらを完全に凌駕してると思うんですよ。まぁ、このアルバムを否定してる人ってのは・・要はC.ベリーのカバー曲Gの存在が気に入らなかったのかも(笑)
彼らのいわゆる「名盤」として世間に認知されてるアルバムって・・シーンに与えた影響が大きいですよね!そうとらえるとこのアルバムは、確かにシーンへの影響力は皆無(汗) しか〜し、その内容はそういった名盤たちと比べても遜色ないと思いますよ!先述の@のインパクト・・一風変わったロブの歌唱に引き込まれるA、疾走しつつもポップなサビが印象的なD、哀愁を帯びた感動的な大作E等々、素晴らしい曲多いっすよ!
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1. Ram It Down★★ 2. Heavy Metal★★ 3. Love Zone 4. Come and Get It★ 5. Hard as Iron★★ 6.
Blood Red Skies★★
7. I'm a Rocker 8. Johnny B. Goode 9. Love You to Death
10.
Monsters of Rock |
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な・・なんだこのぶちきれ具合は〜??と、@を聴いた瞬間、多分5bくらい吹っ飛ばされました(笑) 新加入のスコット・トラヴィスのドラミングでいきなり幕をあけるこのアルバム、当時のメタル界の閉塞感を見事に突き破った感がありますよね。それほど、この@のインパクトは凄かった!さらに、我々の茫然自失っぷりをあざ笑うかのように、いや・・そんな我々を踏み散らすかのごとく、@のテンションをそのまま維持して曲は進んでいきます。息つく暇を与えない・・とはまさにこのことを言うんですね(笑)気がつけば、涙と鼻水でぐしょぐしょになって、地面に突っ伏している自分がいる・・みたいな(汗)
いや〜〜しかし、善悪のつかなくなった正義の味方が荒れ狂う・・かのような@〜Dの凄まじさを目の当たりにすると、「ちょ・・ちょっと・・力抜こうよ・・」と進言もしたくなりまさぁ〜〜な(笑)個人的にはちょっとだけ正気を取り戻したか・・E以降の哀愁帯びた展開こそが、正義の味方「プリースト」!あ・・いや・・真のプリーストだと思うのです。荒涼感漂うGは名曲ですね!
今思えば、メタルが一気に多様化への道を辿っていったこの時代だったからこそ、メタルゴッド自らが「これがメタルだ!」と言わんばかりのこのアルバムを突きつけたのは必然だったのかもしれませんね。ただ、散々荒れ狂ったロブはこのアルバムを最後に一時脱退してしまうのでした・・・
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1. Painkiller★★
2. Hell Patrol★
3. All Guns Blazing★★
4. Leather
Rebel
5. Metal Meltdown★
6. Night Crawler★★
7. Between the Hammer & the Anvil★
8. Touch of Evil★★
9.
Battle of Hymn
10. One Shot at Glory★★ |
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Angel Of Retribution |
2005
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14年ぶりにロブ・ハルフォードが復活したこのアルバム・・・まさにファンにとっては待ちに待った作品でした。彼らって過去いい意味でも悪い意味でも、ファンの予想を裏切った作品を数多く出してますが、これに関してはまさにみんなが想像したとおりの音だったんでしゃないでしょうか?ジャケット、歌詞の内容・・いろんな意味において過去の作品(特に「運命の翼」?)の影が見え隠れします。しかし、過去を振り返るだけでなく、ここには「今のバンド」たる彼らの決意が満ち満ちているのが聴いていてほんとうれしい!それを音にして主張してるのがまさに@なのかも!もうこの一発目でやられました・・。この威厳溢れる曲がこのアルバムの全て・・と言うのは極論かもしれませんが、これ聴いて何も感じないプリースター(笑)はいないでしょう!そして、「背徳・・」の4曲目あたりに鎮座していてもおかしくないかのようなAへの流れは、もう全世界メタラー涙もんでしょうね。 正直、「これはやばいな〜〜」と思うような曲もありますが(苦笑)、見事な曲配置によって最後まで高テンションを維持できますよ!
復活ロブに関しては無理に超ハイトーンを連発せずに、彼の本当の魅力でもある中低域の声をうまく使ってますね。特に彼の新しい領域ともとれるCでの歌唱は、震えが来るほど官能的です。
初期プリーストを思わせる暗いバラードのFや、夜想曲のようなH・・90年代のヘビネスな彼らと2NDの頃のオペラティック彼らが融合したかのようなGも素晴らしい!で・・今までの彼らになかった超大作Iのサビのメロディには号泣必至!一歩間違うと「中島みゆき」的メロディになりかねませぬが(笑) ただ、大作の割には曲自体にストーリー性を感じられないのが残念!ん〜〜深みがないっつか・・ず〜〜っと平坦な展開ですもんね。あと・・気になったのは、Bのリフは、ジェーンズアディクションのあの曲と同じ・・・(汗)
とまれ、そんな否定的な意見はな大きな問題じゃないほど(おい!)このアルバムの充実度は素晴らしいっす。正直言って、彼らの先行きはそんなに長くないでしょう(涙)それだけに、ここでの彼らの見事な復活がメタルシーン全体を再び活気付かせてくれることを切に望みます!
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1. Judas Rising★★ 2. Deal With The Devil★★ 3.
Revolution 4. Worth Fighting For★★ 5.
Demonizer 6. Wheels Of Fire 7. Angel★ 8. Hellrider★★ 9.
Eulogy 10. Lochness★
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ロブの復帰した前作は、そりゃもう復帰祝も兼ねてファンが期待しまくるJPの音をぶちかましてくれたわけですが、それから3年後に登場した今作・・なんと!JP初のコンセプトアルバムということで、2枚組100分超の超大作として登場してまいりました。ミディアムテンポ中心の楽曲・・長くてダレル・・・といった批判・・・やっぱ出てますね〜〜(苦笑)
はっきり言いましょう(笑)傑作でしょ!
この2008年という時期において、いまだに冒険し続ける彼らの姿勢もさるものながら、このめちゃめちゃ高度に熟成された音楽センスには、ただただ脱帽!うん、メタルの権化である彼らがその音楽的才能を120%注ぎ込んで作り上げたこの「作品」・・本当に色んな意味で「重い」と思いませぬか?
彼らが思うノストラダムスの世界・・その想像されうる「映像」を見事な曲間のつなぎで「音」として表現したDisc1・・美しくあり、はかなさすら感じるメロディがとめどなく溢れるDisc2・・・コンセプトアルバムを評価する時に「いかに聴き手の想像力を掻き立てれるか」が重要だとすれば、この作品・・・・はっきり言いましょう(笑)傑作でしょ!
ハイライトはここ!21世紀ペインキラー(爆)H!!ここで、溜め込んだパワーを一気に吐き出し、そしてIでまさに「人類の未来」とは何なのか・・・含みを持たせて物語を終える・・・・はぁぁぁぁ素晴らしい・・・
そういえばわたくし・・いかにもメタルゴッドたる作品だった前作を聴いて、逆に彼らのキャリアも終息に向かってるのかな?なんて思ってたんですよね〜。しかし、この意欲的な作品を目の当りにして、ジューダスプリーストの枯渇することなきとんでもない創造力をいやっちゅうほど見せ付けられました!命を削って作り上げた作品・・ととらえることもできるんですが(-_-;) 彼らにはまだまだゴッドとして君臨してもらいましょうや(笑)
ともあれ・・眠れない夜にじっ〜くり聴きこんで物思いにふけって欲しい深い深い作品なんです(笑) |
1. Dawn Of Creation
2. Prophecy★★
3. Awakening
4. Revelations
5. The Four Horseman
6. War★
7. Sands Of Time★
8. Pestilence And Plague★★
9. Death★
10. Peace
11. Conquest
12. Lost Love★
13. Persecution★★
1. Solitude
2. Exiled★★
3. Alone★★
4. Shadows In The Flame★
5. Visions
6. Hope
7. New Beginings★
8. Calm Before The Storm
9. Nostradamus★★
10. Future Of Mankind★★
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