The Final Frontier 1986

ロン・キール率いるKEELの2ndです。はっきしいって大成功を収めたアルバムではないし・・LAメタルムーブメントの中で重要なアルバムか!?といわれればそうでもない(笑)1stに続いてG.シモンズがプロデュースした・・という話題だけではあまりにも悲しいこのアルバムですが・・・私は好きです(なんじゃそりゃ) っつか、あくまで私論ですが、このバンド・・というかロン・キールという人・・針金のような細い体・・黒髪長髪・・こてこてのLAメタルファッション(笑)さらには、へたうま超絶スクリーミング!!良くも悪くも当時のヘビーメタルのイメージというものを象徴してましたね!(今や”ロックンロールアニマル”なんてタイトル、誰もつけないわな・・汗)

で、そのサウンドは、どうしようもないくらいのLAメタル(爆)ロンの金属スクリームに嫌悪感感じる人もいるでしょうけど、アルバムを一気に聞きとおせてしまうのは、ランニングタイムの短さ・・そして、なんといってもヴァラエティにとんだ楽曲群のせいでしょうね。パティスミスの異色のカバーBが話題になりましたが、スピードチューンからポップナンバー、バラードまで多種多様のいい曲多いですよ!特に、疾走するIはアルバムを締めるにふさわしい最高のかっこよさ!!思わずこぶしを振り上げてしまいます。

この後、LAメタルの衰退と共にどっかいっちゃったバンドですけど・・ロン・キールは後年カントリーシンガーとして姿を現すことに(爆)

1. The Final Frontier
2. Rock 'N Roll Animal★★
3. Because The Night★★
4. Here Today, Gone Tomorrow
5. Arm And A Leg
6. Raised On Rock
7. Just Another Girl
8. Tears Of Fire
9. Nightfall
10. No Pain, No Gain★★