|
|
|
ジャーマン・スラッシングマシーン(笑)クリエイター(クリーター?どっち?)の実に11作目となるこの作品・・・はっきし言って、最高傑作かも!?ただただ騒々しい突貫スラッシュメタルを身上としていた初期・・そして、一転ひたすらゴシック風のメロディを押し出した中期を経て、前作より再び暴走路線に戻った彼ら。メロディ無視の吐き捨てVo、怒涛のリズム隊、そしてそのタイトなリズムの上を時に猛然と突き進み・・そして時にはうねるような重量感をかもし出す上質のギターリフ・・・。スラッシャーにとってはそれだけでもう至福のときでしょう。しかし、なんといってもこの怒涛の音構成の中に巧みに取り入れられた叙情的メロディが効いてます。ほんと効いてるんです!例えば、メタリカの「Master
Of Puppets」を初めて聴いた時に感じた、崇高かつ神聖な「匂い」・・・を、このアルバムからも嗅ぎ取ることができるんですよ。
これこそ、デビューから20年を経て彼らがたどり着いた究極のスラッシュメタルの形なのか?・・と、思わせるほど素晴らしい作品!スラッシャーのみならず、全メタラーにもお勧めしたいっすね。
あと、アーチ・エネミーっぽいな・・と思わせる曲もあったりなんかして・・・なんて考えてたら、Fでマイケル・アモットがゲスト参加してました(笑)ここで聴ける3人のギターバトルも聴きどころです!
|
1. Enemy Of God★★
2. Impossible Brutality
3. Suicide Terrorist★
4. World Anarchy★
5. Dystopia★★
6. Voices Of The Dead★★
7. Murder Fantasies★
8. When Death Takes Its Dominion★
9. One Evil Comes
- A Million Follow
10. DyingRace Apocalypse★
11. Under A Total Blackened Sky★★
12. The Ancient Plague★★
13. Toxic Trace (Live)
14. Coma Of Souls (Live) |
|
|