Vivid 1988

1988年このアルバムで衝撃的なデビューを飾ったリビングカラー。彼らを語る時、どうしても「ミクスチャー」「黒人HM」という言葉が出てくるのはしょうがないのかもしれませんが、変にメタルという言葉に固執すると、このアルバムの良さが見難くなるかもしれません。HR、フリーJAZZ、ファンク、レゲエ・・あらゆるジャンルが凝縮されたまさにミクスチャーなサウンドなのは紛れもない事実です。でも、このアルバム・・熱いです!!曲のクオリティも高いし、ただ・・かっこいい!!もうそれで充分やないですか〜〜・・と、さりげなく逃げる(笑)初めてMTVで@のPVを見たときの衝撃・・その時の感想がまさにこれなんですよ。

ヴァ−ノンリードの粘りあるギターサウンドと弾きまくるソロ・・これがハードロックファンの心を捉えたんでしょうか?でもアルバム全体を覆う雰囲気は、やっぱ黒人特有の血が沸き立つ「グルーブ」が支配しております。感動的な歌物、めちゃPOPな曲もありますが、雑多な印象になってないのもまた魅力的!こういうファンキーな濃いノリが苦手な方はきっついかもしれませぬが、この弾け具合・・今聴いてもやっぱり強烈なのです。
1stにして、彼らの最高傑作かも・・・。(ある意味悲しいけど・・苦笑)
1. Cult Of Personality★★
2. I Want To Know
3. Middle Man
4. Desperate People
5.
Open Letter (To A Landord)★★
6. Funny Vibe
7. Memories Can't Wait
8. Broken Hearts
9. Glamour Boys★★
10.
What's Your Favorite Color?
11.
Which Way To America★★