The Michael Schenker Group 1980

UFO在籍時に心身ともにぼろぼろになってしまったマイケルが、休息期間を経て世に送り出した「M.S.G」としての1stアルバム。もうこれについては説明不要の名盤でしょう。個人的にこのアルバム・・リアルタイムではなかったにせよ、80年代中期、ギター初心者だった私にとっては狂ったように聴きまくった作品。私のみならず、当時のギター小僧にしてみれば、まさに教則アルバムだったこの作品・・ほんと吹っ切れたようなマイケルのGプレイが冴えまくってます!トレードマークの白黒フライングV+クライベイビーを駆使したその甘いトーンもさるものながら、なんといっても狂おしいまでに咆哮する彼のプレイには何度悶絶したことか・・。特にAのソロ・・インストEで聴ける流れるようなプレイは圧巻です。

ただ、マイケルのプレイばかりに目が行きがちなこのアルバムですが、曲単位で見てもほんと素晴らしい作品。前述のEから、ポップなF・・哀愁バラードのGを経て大作チックな名曲Hへ至る流れはほんと鳥肌もんですよ。

あと、忘れてはいけないのが、下手糞だの、ダサいだの・・と、結構叩かれたゲイリー・バーデンのVo(笑) いやいや!MSGのVoはやっぱ彼でないと駄目なのだ〜!存在感あるぞ〜
1. Armed And Ready
2. Cry For The Nations★★
3. Victim Of Illusion
4. Bijou Pleasurette
5. Feels Like A Good Thing
6. Into The Arena★★
7.
Looking Out From Nowhere
8. Tales Of Mystery★★
9. Lost Horizons★★