Blizzard Of Oz 1980

オジ−の、そしてランディ・ローズの代表作!名曲中の名曲達がずらりと並ぶHMフリークにはもはや説明不要の傑作。ランディローズはこれ一枚でギターヒーローの地位を手に入れ、若くしてこの世を去った為に伝説となってしまいました。ここで聞ける彼のGプレイ・・うまさだけでいうと彼より上はいっぱいいますが、聴くものの心を捉えるそのメロディセンス、そしてそのひらめきはまさに天才でした。そして、うまく説明できないけど、人間味溢れるプレイが今でも讃えられている原因なのでは?と、改めて感じる次第・・クラシックギター一本による『ディー』そして『Mr. Crowly』のギターソロは、涙無しには聞けない・・
1. I Don't Know
2. Crazy Train★★
3. Goodbye to Romance★★
4. Dee★★
5. Suicide Solution ★★
6. Mr. Crowley ★★
7. No Bone Movies
8.
Revelation (Mother Earth)★★
9. Steal Away (the Night)
Diary Of A Madman 1981

オジーの2NDにして、ランディ・ローズの遺作となってしまったアルバム。超名盤である前作「ブリザード・オブ・オズ」にも全く引けを取らないこれもまた名盤でございます。
ランディに関して・・「彼がもし生きてたら、どんなプレイを聴かせてくれているのだろう?」という疑問はほうぼうでよく聴かれますよね。彼はもうこの世にいないのだから、そんなこと言ってもしょうがないのはわかるものの・・やはり考えずに入られない・・。彼がオジーとともに作った2枚のアルバムを聴くと、明らかに彼のプレイはこの2NDで更に研ぎ澄まされているんですよね。特に@やFで聴ける鬼気迫るソロプレイは鳥肌もんです。抽象的な表現でいうと、テクニック以上の何か・・・そんな不思議な魅力をこのプレイから感じるんですよ。いや〜〜しかし・・それでもなお成長過程であったという彼・・やはり「生きておれば・・」と考えずにはおれませぬ。

アルバム全体の印象は、例えばGがその最たるものなんですが、弱冠大作指向が強まり、より劇的になっております。ギターの音がちと奥に引っ込んでいる感じがするのが残念なところですが、最近出たリマスター盤(リズム隊差し替えのセルフカバー?)ではそのあたり改善されている模様・・(聴いてないのれす・・汗)

それにしても、このランディの才能を、如何なく引き出したオジーは本当に凄い人だな〜〜と今更ながら実感・・・。と・・同時に突然にランディを失った彼の当時の気持ちを考えると・・・胸が締め付けられます。
1. Over the Mountain★★
2. Flying High Again★★
3. You Can't Kill Rock and Roll
4. Believer
5. Little Dolls
6. Tonight★ 
7. S.A.T.O.★★
8. Diary of a Madman
★★
Bark At The Moon 1983

ランディ・ローズは凄かった!過去2枚の彼のアルバムはまさに傑作!しかし、ジェイク・E・リーというギタリストを向かえて作られたこのアルバム・・・これもまた傑作であります!訳のわからん事いうな!って言われそうですが、ランディはランディ・・ジェイクはジェイク!と割り切ってこのアルバム聴きましょう(笑)
ここで聞かれるサウンドは、まさに音の戦争です。オジ−のVoは相変らずですが(笑)バックを固めるそうそうたる面々による、物凄い意地の張り合いが物凄い緊張感をもたらしてくれるのですよ〜〜。

もう@、Dといった超名曲を筆頭に、どの曲もすんごい音圧を持って聴き手に迫ってきます。全体的にダ〜クな雰囲気が漂いながら、自由奔放に弾けまくるジェイクのギターが印象的ですね!

当時はこのLPの中に、ランディ時代のライブ2曲のEPがついてましたね。

1. Bark at the Moon★★
2. You're No Different
3.
Now You See It, Now You Don't
4. Rock & Roll Rebel
5. Centre of Eternity★★
6. So Tired★★
7. Slow Down
8. Waiting for Darkness
9. Spiders in the Night
The Ultimate Sin 1986

前作から一転、そのかる〜〜い音質、そしてやたらポップな曲調に当時は賛否両論渦巻く問題作となったこのアルバム!でも、ここで聴けるジェイクのプレイは前作よりも研ぎ澄まされて、彼のカラーがより明確に際立ってるような気がします。ギターソロよりもむしろアイデアあふれるバッキングのリフに、彼ならではのセンスがきらりと光ってましたね!

御大オジ−に関しては、何も言う事ありません(笑)このアルバムからはバックを若い連中で固めていて、もうお父さん的な存在感をかもし出してるっていうか・・・一癖も二癖もある大物プレイヤーと渡り合ってた時代から見ると、いささか余裕シャクシャク・・・といった雰囲気に不満も感じないではありませんけどね(笑)

Hの邦題「暗闇にドッキリ」には、勘弁してください・・・と土下座したくなりましたが、そのメロディには感服するしかなかったですね〜
1. The Ultimate Sin★★
2. Secret Loser★★
3. Never Know Why
4. Thank God For The Bomb
5. Never
6. Lightning Strikes 
7. Killer Of Giants★★
8. Fool Like You
9. Shot In The Dark★★