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RATTの2ND(メジャーデビュー作)にして、(私が思うに)最高傑作!LAメタルとはなんぞや?という問いには、「これを聴け!」と必ず返ってくるであろうアルバムかもしれないっすね。LAメタルというジャンルを生み出し、そしてブームを作り上げたという意味でも重要な作品なのですが、今聴いてみると、思った以上にギターの音が重たいのが驚きです。ラットといえば、ウォーレンのギターソロがよくフーチュアされますが、ウォーレンとロビンの織り成す、バッキングリフこそがラットの特徴だと私は思うのですよ。二人で一つのリフを構成するかのような、練り尽くされたバッキングが、楽曲の緊張感やグルーブ感ってものをより高めているんじゃないでしょうか?それが如実に現れている1、3、7、8のなんとかっちょいいことか・・・。
あとラットといえば、S.パーシーのVo。彼の特徴的なVoスタイルははっきり好みの別れるところではあるでしょうが、それもまたラットの個性なんですよね。(ちなみに私は苦手・・)ただ、彼のVoがバンドの音楽性を限定してしまったという事実は否定しようがないっす。この後発表されていくアルバムはどうもインパクトがないし、好きになれないのですよね。っつか、曲も今ひとつ。このアルバムが最高なだけに、ん〜残念至極でござる・・・ |
1. Wanted Man★★ 2. You're in
Trouble★ 3. Round and Round★★ 4. In Your Direction 5. She Wants Money 6. Lack
of Communication★ 7. Back for More★★ 8. Morning After★★ 9.
I'm Insane 10. Scene of the Crime |
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