Out Of Time 1991

91年発表の彼らにとって7枚目にしてメジャー2作目となる作品。私は、R.E.Mはこのアルバムしか知らないので、他作品との比較はできませんが、彼らの中でもかなり聴きやすいPOPな作品なんじゃないかな〜〜と思います。アコースティックな楽曲がひたすら心地よい・・という表現はベタベタですが(苦笑)なんといってもやっぱ、楽曲のよさ!これにつきますな。特に個人的には、このアルバムの存在意義はAが全て!「なんなんだ!この切ないメロディは!」とうならずにはいられないこの哀切極まるメロディが頭から離れません。

全体的にはPOPながら、なんとなく暗さが漂うこの音。内面的で皮肉たっぷりの歌詞。そこから見えてくるもの・・・いきなりブレイクしてしまった事へのとまどい、苦悩。そういう流れは音的に違いはあるものの同時期にブレイクしたニルバーナなんかに相通ずるところもあります(ニルバーナのようなサウンドという意味ではありません)・・・

EではB−52’sのK.ピアソンをゲストVoに迎えるなど、ギターバンドとしての形式にとらわれずマンドリンやオルガンをフーチャーしたり・・新しい試みにも積極的に挑戦しています。その結果かどうかはわかりませんが、このアルバム・・全世界でバカ売れしました。その後の活躍も周知の通り!!メタルファンの方も、とりあえずAの「Losing My Religion」だけは聴いてほしいな〜〜。Voのマイケルスタイプスの哀しい歌声もはまってて、ほんといい曲なんで・・・そういうわたくしも・・・他のアルバムも聴かねば(;−−)
1. Radio Song
2. Losing My Religion★★
3. Low
4. Near Wild Heaven
5. Endgame★ 
6. Shiny Happy People★★
7. Belong
8. Half A World Away 
9. Texarkana★★
10. Country Feedback
11. Me In Honey