Speak English Or Die 1985

1985年発売の、アンスラックスのメンバーによるプロジェクトです。一言で言うならスラッシュとハードコアパンクの融合サウンド。
後になって、メタルよりのアプローチをするハードコアバンドや、パンクに歩み寄ったハードロックバンドなんてものは、いっぱい出てきましたが、当時この音はかなり革新的でした。とはいっても、今でこそ名盤といわれるこのアルバムも、評価されるようになったのは発売後だいぶたってからだったような気がします。

で・・アンスラックスのスコット・イアン、チャーリー・ベナンテ、元アンスラックスのダン・リルカ、ハードコアバンド「M.O.D」のVo,ビリー・ミラノの4人によるこのプロジェクト・・・ん〜〜〜気持ちいいんです!<音が!!
小気味いいとでもいうのでしょうか?ご覧のように全22曲(笑)平均2分弱の曲(、5秒くらいで終わる曲もあったり・・汗)がスッコンスッコン♪と、テンポよく繰り出されてくるんですよね。Voは典型的なハードコアスタイルながら、バックでアンスラックス譲りの切れ味抜群のリフが炸裂してるので、思わず体が反応してしまうこと、請け合い(笑) 今のアンスラックスでは聴くことのできないチャーリーのブラストビートも強烈っす!
アンスラックスの「狂気のスラッシュ感染」当時の「におい」がプンプン漂ってますよ。(メロディはありません・・念のため・・) あと、彼ら特有のブラックジョークのセンスも炸裂してます。20、21には笑ったなぁ〜

ハードコアはちょっと・・って人にはゴミかもしれないのですが(汗)ともかく、その斬新性、この勢い・・・後世に語り継がれる名盤(迷盤?)であることは間違いないでしょう!


1. March of the S.O.D.★★
2. Sargent "D" & The S.O.D.
3. Kill Yourself★★
4. Milano Mosh
5. Speak English or Die!
6. United Forces
7. Chromatic Death★★
8. Pi Alpha Nu
9. Anti-Procastination Song
10. What's That Noise
11. Freddy Krueger
12. Milk★★
13.
Pre-Menstrual Princess Blues
14. Pussy Whipped
15. Fist Banging Mania
16. No Turning Back
17. Fuck the Middle East
18. Douche Crew
19. Hey Gordy!
20. Ballad of Jimi Hendrix
21. Diamonds and Rust
22. Identity