Soldiers Under Command 1985

前年の1984年に発表された彼らのデビューアルバムが6曲入り・・ということもあって、この作品は2ndというよりは実質1stフルアルバムといっちゃってもいいかもしれませんね。もはや、黄色と黒のストライプファッションや、キリスト教云々ってのは、今更もういいでしょう(笑) 

正直、音はひどい!ペラペラのギターサウンド・・どこで鳴ってるんだ?と思うくらい・・変なドラムサウンド(苦笑)・・・でも、それが気にならないくらいに楽曲のクオリティは高いです。もう月並みな表現しか出来ませぬが、思いっきり心に残るメロディラインがたまりません・・・。って、ここまで書いて・・下の2枚のアルバムレビューもほぼ同じ事書いてるんですけど(-_-;) 言い換えれば、音楽的には何も変わらない3枚・・ってことになるんですが(汗) 印象的なサビのメロディ、美しいツインギター、スウィーティなメロメロバラード(笑)・・これがあればストライパーなんです!!

今思うと、クリスチャンメタルという看板を前面に押し出した彼らの戦略(?)は諸刃の刃だったのもいえるのですが、個性的なバンドが多かったこの時代においては・・「あり」だったんでしょうね!いい曲作りながらも没個性だった為に、世の目に触れず埋もれていったバンドも数知れずでしたから。

1. Soldiers Under Command★★
2. Makes Me Wanna Sing
3. Together Forever
4. First Love
5.
The Rock That Makes Me Roll
6. Reache Out★★
7.
(Waiting For)A Love That's Real
8. Together As One★★
9. Surrender★★
10.
Battle Hymm Of The Republic

To Hell With The Devil 1986

キリスト教の布教のために、唄い続けるストライパーの3rdでございます(笑)クリスチャンメタルなんて呼び名も懐かしいところですね。ともかく、「神様への愛」に満ち溢れたその歌詞や、彼らのパフォーマンスだけとれば、単なるゲテモノ・・話題性だけのバンド・・と誤解受けそうですが、ま〜このアルバム聴いてくださいな。美しいメロディ・・美しいコーラス・・美しいツインギター・・ほんと素晴らしいメロディの宝庫ですよ。

とろけそうなくらい甘ったるい、マイケルスウィートの声に拒否反応示す方もおられるかもしれませぬが、例えば・・Aのような力強い曲・・Jのようなアップテンポナンバーでも、違和感なくはまってます。とてつもない完成度を誇るバラードD・Iよりも、個人的にはめちゃポップなB・・哀愁漂うCが一番印象的でしたね〜。

発売当時(LP)のジャケットアートは、↑とは違いましたね。

1. Abyss
2. To Hell With the Devil★★
3. Calling on You★★
4. Free★★
5. Honestly
6. Way
7. Sing-Along Song
8. Holding On
9. Rockin' the World
10. All of Me★★
11. More Than a Man

In God We Trust 1988

神様への愛を切々と唱えるストライパーの4THでございます(も〜ええって?) いや〜〜前作もほんとに素晴らしいメロディ満載の傑作ですが、これもまた80年代屈指の至宝アルバムですよ!ほとんど、内容的には前作と変わりありませんが・・相変わらず楽曲は充実しまくってます。聴き手に希望を与えるようなA、お約束のお涙頂戴バラードC、アップテンポのDなどなど、羅列していけばきりが無いほど・・どのタイプの曲も高水準。その中でも・・バラードHの哀愁極まるメロディには、なんど涙で枕を濡らした事か(汗) メタルファン以外にも聴かせてあげたい。

素晴らしいメロディってのは、時代を問わない・・って事を身に染みてわからせてくれるアルバムですよ・・。いや〜〜これ聴いてると、幸せな気分になれるのぉ〜〜・・・はぅ?もしかしてこれって・・ストライパーの布教活動に、まんまとはまってる証拠かも(゜ー゜;) アーメン・・・・

1. In God We Trust★★
2. Always There For You★★
3. Keep The Fire Burning
4. I Believe In You★★
5.
The Writings On The Wall★★
6. It's Up 2 U
7. The World Of You And I
8. Come To The Everlife
9. Lonely★★
10. The Reign