Heading For A Storm 1983

当時、メタル不毛の地、オランダから現れた彼ら・・・これは、その彼らの2ND。その名の如く、Gのエイドリアン・ヴァンデンバーグのワンマンばんど!で、このアルバム・・・なんてったって、@CDHが全てです!POPチューンの@・・・感動的バラードのC・・・壮絶GプレイのD、H・・・この4曲がアナログ盤でいうと、A面、B面のTOPとLASTを見事にかざっております。ファンの方には申し訳ありませぬが、他の曲ははっきし言ってど〜でもいいのです〜(笑)

1stでは、M.シェンカーみたい・・なんて言われてたエイドりアンですが、ここで聴けるGプレイは、お見事!でかい手を見事にいかした独特のメロディアスなスタイルは、ギター小僧泣かせ・・・先述の4曲でも、それぞれ曲調は違えどそのスタイルは強烈に発揮されています。 ソロはもちろん、バックのリフでも『ギターが歌う』と言う表現がもっともしっくりくる人ってあんまりいないんじゃないかなあ。

その後、彼らは3RDを発表・・そして、エイドリアンは罪深きデビカバに引き抜かれホワイトスネイクに・・・でも、そこで彼のオリジナリティはほとんど発揮されませんでした・・・・(もったいないお化けが出るぞ!)

そういえば、Voのバートの声、和田アキコに似てる・・って当時話題に(笑)くどいようですが、あの4曲は必聴!!!!後で出たBESTにはなんとDHが入ってませんでした〜。責任者、でてこ〜い!

1. Friday Night★★
2. Welcome To The Club
3. Time Will Tell
4. Different World★★
5. This Is War★★
6. I'm On Fire
7. Heading For A Storm
8. Rock On
9. Waiting For The Night★★

Alibi 1985

素晴らしい前作がアメリカで全然売れなかった・・・という事実を反映してかどうかはわかりませんが、このアルバム、思い切ってめちゃめちゃシンプルな音つくりしてますね〜〜。
贅肉を削ぎ落としたサウンド・・とでもいいましょうか・・・ただ、それを補うかのように、コーラスがめちゃめちゃ分厚くなってるのがこのアルバムの特徴でもあります。

で・・彼らの生命線である「曲」は相変らず素晴らしい!!前作にあったずば抜けて印象的な名曲!!といえる曲がないのが少々残念ではありますが、逆にどの曲も高レベルで揃えてきてるところが彼らの凄いところ!繰り返し何度でも聴けるアルバムだといえるんじゃないでしょうか?(はっきし言って前作はあの4曲しか聴かなかった・・汗)

そういや、ここで聴けるバートのVo・・なんか前作と比べて声が違うよ〜〜な気がする・・ハスキーになったような・・・

なんか・・前作との比較ばっかしてますが、このアルバム!さいこ〜っすよ!くどいようですが・・う〜ん、デビカヴァさん〜〜あなたは罪な人!

1. All The Way★★
2. Pedal To The Metal
3. Once In A Lifetime★★
4. Voodoo★★
5. Dressed To Kill
6.
Fighting Against The World★★
7. How Long★★
8. Prelude Mortale
9. Alibi
10. Kamikaze