Y&Tって、セールス的にもイメージ的にも地味なところがあるんですが、個人的には、このアルバムまさに傑作だと思います。あ・・・というか、アルバムうんぬんというよりも、HR史上に燦然と輝く名曲Dの存在が・・このアルバムの価値をググッと高めているといっても過言ではないでしょう!とはいえ、オープニングのギターオンリー『From The Moon』(Dのインスト)で心を掴まれハードドライビングな『Open Fire』へなだれこむ展開はかっこいいし、中盤に前述の永遠の名曲『Forever』を経て、ラストの泣きまくりバラードHへと続く流れは非の打ちどころがない! サウンド自体はブルースの影響が色濃いですが、それに加えてドラマティックな構成を併せ持った素晴らしい作品。
1. From The Moon★★ 2. Open Fire★ 3. Don't Wanna Lose 4. Hell Or High Water 5.
Forever★★ 6. Black Tiger 7. Barroom
Boogie★ 8. My Way Or The Highway 9. Winds Of
Change★★