(Big Rock Stage)

FLYLEAF・・・・ラウドパークの開催が発表されたとき、このバンドの名前見て「なんじゃこりゃ?」と思ったものでしたが、いつの間にかアメリカでは、シングル「I'm So Sick」がかなりの売れ行きだとかで、その注目度はぐんぐん上昇してきましたね。私も、このバンドの音ってのは、そのシングル曲しか知らないんですが、紅一点のVo・・レイシーちゃんのパフォーマンスに期待です。

こういうでかいフェスのオープニング・・しかも午前中の11時というおおよそライブタイムでない時間帯での出演ってことで、難しい面もあったでしょうけど、うん・・堂々のパフォーマンスだったんじゃないでしょうか?それに、この時間帯にしてはもうかなりのお客さんが興味深々でステージを注視してましたね。で・・注目のレイシーちゃんのVo・・正直ライブでは怪しいのでは?と思ってた私の思いは杞憂だったようですね。通常時はアブリル・ラビーンのようにキュートな歌声・・そしてデスパートではアンジェラばりの咆哮を聴かせつつ、ハイパーな動きでステージ上を飛び跳ねる姿はなかなか妖絶。静かなパートでの歌い方あたりに「実はビョーク目指してます」みたいな部分も感じられたり・・ある意味つかみ所のないキャラが彼女の持ち味なのかな?と思いましたね。バンドもまさに元気いっぱいって感じでメンバー全員が激しい動きを見せる・・・まさに旬のエネルギーを感じるステージを見せてくれました!そうこうしてるうちに前述のヒット曲「I'm So Sick」がはじまると会場もやはり盛りあがる!クラウドサーファーも登場しました(午前中から元気やのぉ〜〜・・笑) まぁ私といえば、途中会場探索に出たので(汗)全部は見てませんでした・・・。朝から小走りであっち行ったりこっち行ったり・・・で、早くも疲れてきたやないけ。(あかんや〜〜ん)

Red Sam

Breathe Today
Fully Alive
I'm Sorry
Sorry
I'm So Sick
So I Thought
Cassie





(Gigan Tour Stage)

ANVILの参戦が発表された時は、正直びっくらこきましたね。・・・まだ、やってたんや・・・と(-_-;) ANVILといえば、やっぱ思い出されるのは・・あのスーパーロック’84・・・M.S.G, Whitesnake, Scorpions, Bon joviというそうそうたるメンバーに混じってひそかにオープニングを勤めていたあのバンドですよ(笑) そういう私も彼らのアルバムは一枚も聴いたことがございません・・・。ぶっちゃけ、彼らの曲で知ってるのはスーパーロック’84のビデオで見た「Metal On Metal」と「School Love」のみ・・(大汗) でもね、80’sメタラーにとってあのフェスに出てたバンド・・というだけで、特別な思い入れを持ってしまうのですわ。さて、その84年以来となる彼らのパフォーマンス(笑) 呑気に会場探索に出てた私・・、グッズ売り場のあたりを徘徊してたので、オープニングに間に合わなかった(おいおい) 走って会場に到着すると・・おお!凄い人!そして、まさに80年代的なノリでその爆音を楽しむ人々・・・そこはまるで22年前の西武球場のようだった(笑) さすがにメンバーは年食ってるものの、Vo&Gのおっさんのあの愛嬌のある表情は22年前となんら変わらない。おおきなかわゆいお目メをくりくりさせて、会場を笑顔で見回す表情も22年前とおんなじだ!その屈強な音とは裏腹にな〜んか、ほんわかしたライブでしたね。そして終盤ついに
「Metal On Metal」炸裂〜〜〜!メッタルオンメッタァ〜!そして・・・キ〜プオンロッキン!と叫びながらコブシを天高く突きあげる。なんか幸せ・・・。そして、ラストは「School Love」!!いいぞぉ!アンヴィル〜〜!会場も盛り上がってたな〜〜。このバンドでこれほど盛り上がるって・・この場にいた人はかなりの80’sマニアとみた!しかし、なんかおもいっきり、ノスタルジーに浸りきった30分でしたね!

まぁしかし、我ながら落ち着きがない・・・。せっかく遭遇したねこおさんをほったらかして、グッズ売り場へ猛ダッシュ。実は、とも@音楽さんがすさまじいグッズ売り場の長蛇の列に一人並んでる・・んで、私の分もグッズ買ってくれるという。それなのに、わたしというやつぁ〜〜一人ANVILでこぶし振り上げて・・・ひどいやつだ。ともさんごめんよ〜〜〜(号泣)アンスラTシャツを買っていただいて、ともさんと共に、BigRock Stageに向かう・・。

March Of The Crabs
666
Forged In Fire
Mothra
Metal On Metal
School Love





(Big Rock Stage)

今回のフェスの「私的密かな楽しみ」がこのOPETH・・・。このバンドもまだまだよく知らなくて、アルバムも新作しか持ってないのですが、一曲目から私の大好きな曲
Grand Conjuration」が炸裂!その猛烈なまでの攻撃性と不気味なまでの静寂性が同居したこの曲・・・ミカエルの超絶デスヴォイス・・そして、語りかけるようなささやき・・・が凄すぎ!!彼のデスヴォイスって、ただの絶唱じゃなくって、な〜〜んか聴き手を闇に引きずり込むような怖さがありますね。その凄みはライブでも思いっきり発揮されておりました。なんか、会場も・・最前付近は大暴れ状態になってたものの(笑)そのほかは、ただただ彼らの演奏、楽曲に圧倒されて固唾を呑んで見守ってるって感じでした。その複雑な展開でもって、聴き手を圧倒する彼らの楽曲・・・「深遠なる音世界」って表現がぴったりですな。無論、私もその深遠なる音世界にどっぷりと引きづりこまれた一人なのですが、残念なことがただひとつ・・・。彼らの登場は真昼間の12:10・・・やっぱこのバンドはこんな時間に聴く音楽じゃない(笑)しかも、このホールの天窓からさんさんと秋晴れの日差しが入り込んできてしまうのには参った(-_-;)・・・あの窓も幕で覆っちゃってほしかったですね〜。ライブは彼らの最近のアルバムから各一曲づつ、全4曲(一曲が長い・・・)で終了。う〜〜・・・もっと見たかった・・・。でも、初来日の彼ら・・強烈なインパクトを残して颯爽と引き上げていきましたね!

あ、そうそう・・・そのミカエルのMC・・・「おらおら〜〜!もっと声をはりあげろ〜〜!」「ウィーアーオ〜〜ペスだじぇ〜〜い!」ってなものになる訳がなく(笑)・・・・その渋い低音で「あ・・・どうも・・オーペスです・・」「次の曲は・・・」と、
淡々と語る口調がおもしろかった・・・。ある意味彼ららしい。

Grand Conjuration
Window Pane
Deliverance
Demon Of The Fall




(Gigan Tour Stage)

当初の私的スケジュールでは、ここらへんでちと休憩予定・・。しかし、ドラゴンフォースをちと前のほうで見たかった私とともさんは、そのままこの「Big Rock Stage」に居残ることに・・・。で、結果的にその隣「Gigan Tour Stage」でのハードコアスーパスターのライブを見ることとと相成ったわけであります。正直、このバンドまったく聴いたことないし、興味なかったのですけど・・・ライブが始まった途端、即座に体が反応しましたね(笑)単純にかっこえ〜〜〜!!彼らの贅肉をそぎ落としたかのようなシンプルなロックンロールは、今日の・・というか、このラウドパーク出演バンドの中では、後で出てくるバックヤードベイビーズと共に、浮くんじゃないか・・・と思ってた私の思いは杞憂だったようです。そのシンプルなサウンドをHCSSのメンバーの華やかさでもって包み込んでいるかのようでしたね。なんといっても、Voのヨッケがいい!そのハスキーな高音スクリームがかっこよすぎ!この大勢の観衆を自分たちのペースに引き込む堂々のステージングは、既に貫禄充分。そのバンド名に負けないパフォーマンスを見せてくれました。また大人しめながら、ニッキー・シックスを髣髴とさせるGのシルバーもかっちょよかったぞ。う〜〜む、これはいいもん見せてもらった・・。観客もきもちよ〜〜く盛り上がってましたしね(最前付近は苦しかったろうけど・・) フェスティヴァルのいいとこは、いままで知らなかった素晴らしいバンドに偶然出会えること・・・。まさにそれを実感した素晴らしいライブでした。

Kick On The Upper
Sundays
Last Forever
She's Offbeat
Hateful
Bag On The Head

Standing
Wild Boys





(Big Rock Stage)

HCSSが終わった途端、押し寄せる人の波・・・。既に結構前に陣取っていた我々ですが、あっという間に高密集度地帯と化したこのエリアにいきなりびびる・・・(-_-;) 次は、そう!ドラゴンフォース! このバンドのココ最近の人気ぶりは凄いな〜〜とは思ってたんですが、まさかこれほどとは・・。どうも、私にとって・・メディックスピードメタルといわれるジャンルはなかなかとっつきにくいジャンルでありまして、さらにメロスピの権化ともいえるこのバンドは、聴かず嫌いでした。でも、最近・・たまたま見た彼らのPVがみょ〜〜に気に入っちゃいましてね(笑)今日もここらへんでいっぱつ暴れてやろうと、のこのこと前列付近までやってきたのであります。が・・・ライブが始まった途端、物凄い圧力が〜〜〜。ぐへぇ〜〜、こりゃたまらん・・・興味本位で前に来てしまった私をお許しください・・・とばかりに、さっさと後ろへ退散する私( ̄. ̄;)

で、ライブのほうですが・・・うわこりゃちょっと音が悪すぎでしたね。6人編成の彼ら・・更には超高速な彼らの楽曲もあいまって、何やってるかさっぱりわからん〜〜〜(涙) 無論、私のようなにわかメロスパー(笑)と違い生粋のドラフォファンの方々は、それでもしっかりと彼らのノリについて行って、大盛り上がりでしたが。それにしても、噂では聞いてはいたものの、彼らのステージング・・その音と共に・・ほんと派手。曲のキメの部分では必ずみんなでジャ〜〜ンプ!「おいおい・・高校生の学園祭バンドみたいなはしゃぎっぷりやのぉ〜」と、最初は失笑してたんですが、「これでもか!」とここまで押しまくられると、私も首フリまくらざるを得ない(汗) っつか、あまりの高速ゆえヘドバンもついてゆけない・・・涙。ヘドバンというか、首の痙攣みたいになってたかも(笑) 私がはまってしまった曲「Through The Fire And Flames」では、サビもしっかりとシンガロングしましたよ!やっぱり曲を把握してこのライブに臨むべきだった〜〜!この曲だけではあまりにもさびすぃ・・。一緒に歌うことによってバンドとの一体感も得られるしね。そうそう、この曲だったかな?ハーマンがザクの斧・・サムがガンダムのライフル仕様のギター抱えて出てきた時は笑いましたね。・・更には同じ曲でサムが持ち替えたギターは・・・・なんとぉ!!「ドラえもん」ギター(笑) お笑いバンドか君らは(-_-;)・・・・。こうして、激しくもほんわかしたムードでライブは終了〜〜。前述の音の悪さ、Voの喉の調子がいまひとつだったことなどのマイナス要素もあったものの、彼らの元気いっぱいのパフォーマンスは高印象でしたね。わたしゃ、狂ったように変な動きで暴れたおすキーボードの兄ちゃんが気に入った!!

My Spirit Will Go On
Operation Ground And Pound
Revolution Deathsquad
Trail Of Broken Heart
Through the Fire And Flames
Valley Of The Damned



  休憩タイム・・・
で、次の出演バンドはBacktard Babysだったのですが・・・さすがに疲れてきた。さっきのドラゴンフォースでの狂騒により、ともさんともはぐれてしまった・・。でも、こういうフェスは個人個人が好きに楽しむもの・・。ということで、私は一人昼飯タイム!さすがに食事ブースはどこも長蛇の列だ・・・しかも、どこの屋台見ても怪しげな海外系食い物ばっか(-_-;)・・・何食おう・・・。とりあえず選んだのは「塩豚丼」(600円)!!うまそ〜〜〜!しかし、だされた物を見てビビル。私の「2大嫌いな食い物」・・ネギと玉ねぎがどっか〜〜んと鎮座しているではないか〜〜!(号泣)ぅぅぅ・・・仕方ないので、ねぎと玉ねぎを除けつつ・・一人ちまちまと塩豚丼をつつく自分が情けない(涙) でも、この時一人さびしく丼をつつく、私の肩を叩く人が・・・。「誰やねん?」と振り向くも・・知らん人(-_-;)・・・しかし、その方のTシャツ見ると私とおんなじ〜〜。その方、「一緒のTシャツ〜〜今日はアンスラックスですか?」と問いかけてきたので、「もっちろん!」と答えました!もうそこからは会話なんていらない。その方が「ブリング・ザ・ノ〜〜イズ!」と叫ぶと、私は「N・F・L〜ナイスファッキンラ〜〜イフ!」と返す。その間1分ほどの出来事でしたが、まさにメタルなお祭りならではのいい瞬間でした。

まぁ、とりあえずは腹ごしらえできたし、BYBでも見るか・・・と思ったものの、いい機会なので会場内を再び徘徊・・・。Ultimate Stageから外へ出て・・青空喫煙エリアでゆ〜〜っくりと一服してたら、一本のメール。おお!!爆音さんからだ。爆音さんもこのHP通じて、もう3年位前からお世話になってるものの・・関東よりも更に遠くにお住まいの彼・・。関西在住の私と会う機会なんぞそうそうない。ここで遂に初対面〜〜。いや〜〜なんかうれしかったっすね。奥さんと一緒にこういうフェスに参戦なんて・・うらやましすぎるぞ(笑)

さて・・・Cathedralでも見に行こう・・・〜((((((((((っ ̄_ ̄)っ
 




(Big Rock Stage)

Cathedral・・・このバンドもブラックメタルの重鎮・・という認識はあったものの、このフェスを迎えるにあたって聴いたことのないバンドでした。ですから、このバンドの追加発表があった時も「ふ〜〜ん」ってな感じだったのですが、ひょんなことで耳にした「Ride」という曲にやられましたね。なんかイメージしてた雰囲気と違ってたので、ライブがどんなものなのか興味津々・・・。周りのお客さんからも、「どんなライブ見せてくれるんだろう」みたいな雰囲気が充満してましたね。で・・ライブスタートした途端、シャッフルビートの「Utopian Blaster」でいきなりもう会場が揺れる。こんなノリのいいバンドだったのか・・・と、皆さん驚愕してたようでした。そして、Voのリー・ドリアンが登場して歌いだすと同時に空気変わりましたね!はっきし言って彼の歌・・って、うまくない・・・(-_-;)・・でもなんなんだ・・彼のステージ上での存在感は!なんなんだ!彼の一挙手一投足にみなぎるパワーは・・。怪しげな動きで(笑)会場を煽る煽る!私もすっかりドリアン・ワールドに引き釣りこまれてしまいましたよ。 そして、Vo、G、B、Dsといういたってシンプルな構成なのに・・・なんなんだ!この物凄い音の圧力は!んで、めっちゃ抽象的ですが・・・・なんなんだ〜〜!!この凄み〜〜!!6人編成のドラフォでも感じれなかったこの音圧を4人で構成する彼ら・・・ほんま凄い。

いやいや、はっきり言って全部知らない曲なんですが、時を忘れて首フリまくりですわ。そして来た〜〜!!「Ride」!!!このシャッフルビートが心地よすぎます・・。リー・ドリアンの怪しげな動きにも拍車がかかる。会場のヴォルテージも沸騰!そして、そのままラストの「Hopkins」へなだれ込む!ラストで、ドリアンが胸で十字を切り・・マイクコードを自分の首にまきつけるシーンは鬼気迫るものがあって圧巻でした!素晴らしいパフォーマンス・・ぅぅぅ・・遅ればせながらCathedralの魅力にはまってしも〜たっすよ。

Utopian Blaster

Soul Sacrifice
North Berwick Witch
Trials
Autumn twilight
Skullflower
Corpsecycle
Upon Azrael's Wings
Ride
Hopkins




  休憩タイムその2・・・
Cathedralの興奮を引きずりながら、ホールを出る私・・・しかし、なんなんだ〜〜(またこれかい!)・・・この食事ブースへ向かう人の波の凄さ!あ・・次の出演バンドが「Dir'en Grey」だから?やはり皆さん、ここを休憩タイムにしてたのね。出演発表があってから、このバンドに対するいろいろな批判とかもあったので、一体どんなライブを見せるのか、ちょっと興味があったんですけど・・(それにこのHPのネタ的にもいいかな・・と思ったのですが)やっぱ、私も休憩タイム(笑) それにまさにここからがLP初日の本番やしね!

とりあえず、今度は2階を散策・・・ここには、楽器メーカーのブースなんぞがあるところ。ふ〜らふ〜らと歩いてたら・・・おお!ナパームデス発見〜〜!!っつか、あの巨体のおっさんいなかったら多分気づかなかったと思う(-_-;)・・とりあえず握手〜〜〜!すまん・・彼らの出番はアンスラックスと被っているので見れないのさ・・・(大汗)

再び・・イベント&食事ブースに下りてくる。今回の主催者・・クリエイティブマンのブース前で固まる私。いやいや・・めちゃセクスィななりでビラを配る「クリマン・ガール」の色気にすっかり悩殺されてしまひまひた。あ、そうそう・・セクスィと言えば、食事ブースの中にメイドの格好したお姉たまたちが生ビールを売ってるところがありまして・・・(-_-;)・・すいません、そこで2回ほど生ビールかってしまいひまひた。私だけやないぞ!まんまとその色気に悩殺されて吸い寄せられるようにそのブースに群がるエロ男たち数知れず(汗) まぁ、それもお祭りのお楽しみってことで、お許しください。

そういえば・・・朝一緒に幕張にやってきたミッチさん・・・朝メッセの前で別れてから一度も顔あわせてない・・。しかし、そろそろFirewindでも見るか・・と、Ultimatestageに足踏み入れると、さっそく発見〜〜!早くもお疲れモードでしたが(笑)これからはじまるファイヤウィンドに期待しまくっておられました。あと、同じ場所で・・私と同じく大阪から2日間参戦のKimさんも見かけたような気がしたけど、いまひとつ自信がなかったので声かけれず・・。(あとでメールしたらまさに本人だったそうですが) 更には今度会ったら強制ハグハグしたろ・・と、心に誓ってたjarakoさんもあれからまだ顔あわせてない・・。さすがに1万5千人ものメタラーたちが一堂に会しているこの会場で、知り合い見つけるのは至難の業ですけどね。

そしていよいよ我が友(笑)ガスG率いるFIREWINDの登場だ!

 
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