(The Unholy Alliance Stage)

Killswitch Engageが終了して・・ちょいと水分補給の為、再びエンジェルちゃんたちの元へ飲み物を買いに行く私(すまん・・) さて、今度はチルドレンオブボドムだ!(ほんま休ましてって・・) ただ、その次に出演するDIOを前のほうで見たいので、COBはBigRockステージ側から見ることにする。このバンド、この一年で3回目の来日だってさ(苦笑)・・で、わたくし・・このバンドも乗り遅れてまして「Hate Crew Deathroll」しか聴いてない(-_-;)・・・なんかインフレイムスの二の舞になりそな予感・・・。でもきっと「あの曲」と「あの曲」では間違いなくぶっ壊れることでしょう(笑)

なんか、パブ?キャバレー?ミュージックみたいなおおよそCOBとは無縁とも思える派手派手なSE(彼らのライブではおなじみなのかな?)が高らかに鳴り出すと、やはり生粋のチルボドファンたちの怒号とも取れる大歓声がメッセを包む!当初、その出演順に関して否定的な声も聞かれました今回のチルボドでしたが、この大歓声を目の当たりにすると・・ここ日本での彼らの人気ぶりがわかろうというもの。そして、おなじみのランディローズVを掲げたアレキシがのっしのっしと登場!わお〜〜かっちょいい〜〜!!んが!いきなり知らん曲(涙)・・い、いかん!いきなり冷めてるぞ自分・・・。

そんなこんなで一曲目の曲があっという間に終わると同時に強烈なGリフが炸裂する!!(-_-;)・・・ ぅぅぅ・・これも知らん曲・・・・・いかん冷めてるわ自分・・・・・
                           ・・・・・・・・って、ちがうや〜〜ん!!知らないわけがないこの曲!PAの音が悪くて気づかなかったぞ!!いきなりきたぞぉ〜〜
「Needled24/7」やないのぉ!おらぁ〜!!怒涛のツーバス攻撃にひきづられるかのようにもう一気にアドレナリン沸騰!冷めてた自分が大変身(笑)今日はこの曲で壊れずにどうする・・ってな具合で首振りまくる。PAの調子悪いものの、アレキシの流麗なイントロが心地いい!そしてアレキシのダーティな咆哮が炸裂すると、さすがに会場の狂いっぷりも最高潮に達する。ほんと、一撃必殺ソングを持ってるバンドは強いっすね!ただ、いきなり2曲目・・ってのがちともったいなかったかも。いやいや満足満足・・・

という訳で、以上COBレポでした・・・・(-_-;)

・・・・・いやいや、すいません。この後は・・・「Sixpounder」以外は見事に知らん曲ばっかでした(涙)っていうか、曲知らないうんぬん別にして・・・バンドのコンディションはどうだったのかな?長時間爆音にさらされていたおかげで私の耳が変になったのか?単にPA不調による幻聴だったのか?・・・・かなり演奏の荒さが目立ったような気がしましたね。で、アレキシが音を確かめるように、何度となくキーボードのヤンネの元に歩み寄るたびに熱が冷めてゆく自分を感じました(大汗) 繰り出される曲全てに熱く反応してる人たちがうらやましいのぉ〜・・ライブなんて楽しんだもん勝ちの世界なんで乗り遅れた私は負け組みだわさ・・・。しかし、私には、もう一曲の「一撃必殺ソング」があるのさ!・・・これに全てをかけてやろうでないの。と、その曲の登場を今か今かと待つ(笑)

それにしても、アレキシのカリスマ的ともいえるその存在感はやっぱ凄い!少し前かがみになってギターを掻きむしりながらシャウトするその姿は迫力満点!んで、会場をにらみつけるその眼光がすごいのなんのって。「目で人を殺せる」としたら、あの目だろうな・・と(笑) いくどとなく「ラウド・ファッキン・パ〜〜ク!!」を連呼する彼が微笑ましかったぞ(笑) ただ・・アレキシさん、あのですねぇ〜〜あの黒いマニキュアはどうしたもんでしょ?ギターを弾くあなたの指が大スクリーンにアップになるたびに「気持ちわる〜〜」と思ってたのは、もしかして私だけ??(-_-;)

今日のセットリストは割と各アルバム均等に演奏されてたのかな?「Children Of Bodom」がコールされた時の大歓声が印象的でしたね!そして・・「Downfall」で文字通り、嵐のようなライブがあっという間に終了!・・・おおお〜〜〜凄かったな〜〜〜・・・・・

・・・って、ちょ・・ちょ〜〜っとまて〜〜〜いΣ( ̄∇ ̄;)!!私が待ち望んでいた「あの曲」は〜〜???序盤でいきなり「Needled24/7」が炸裂したので、後半できっと
「Hate Crew Deathroll」がくるぅ!と、その時を待ち望んでいたのに(号泣)        爆死・・・・・・

むむぅやっぱ、イチゲンさんライブ参戦は、難しいものがありますね(苦笑)自分にとっての一撃必殺ソングが必ずしも演奏されるとは限らないし。つう訳で、またしても消化不良な私だったのでした(涙)
いや待てよ・・・それは違うか。アレキシの「あの目」を目の当たりに出来たのは収穫だったし(笑)なんといっても、「Needled24/7」で狂うことが出来たことは幸せだったやないの!贅沢言っちゃいかんっすよね!アウトロで流されていた曲・・ビースティボーイズの「Fight For Your Right」がめっちゃ気持ちよかったな(苦笑)


Silent Night, Bodom Night
Needled 24/7
Living Dead Beat
Are You Dead Yet?
Sixpounder
Touch Like Angel Of Death
Hate Me!
Bodom Beach Terror
Children Of Bodom
Everytime I Die
In Your Face
Downfall





 

(Big Rock Stage)

先のWithinTemtationを、今日の出演バンドの中で異質な存在・・と、表した私でしたが、このDIOもまさにそうですよね!DIOの今回の出演が決まったとき、正直・・・「おお〜〜〜!」と大興奮する・・というより、「へぇ〜〜・・」って、案外冷めてた私(汗)DIOといっても、特別な思い入れはなくってリアルタイムで聴いたヴィヴィアン・キャンベル在籍時のアルバムしか知らない。そんな私ですから、当然最近のDIOのセットリストなんかもさっぱりわからん・・。更にはどんなメンバー引き連れてくるのかも知らないおばかな私・・。ぅぅぅ、またしてもインフレ、チルボドに次ぐ「悲しみタイム」になりそな予感・・。それでも、レインボウ、サバスで歴史に名を刻んだ生きる屍・・いや違う違う(-_-;)生ける伝説・・ロニー・ジェイムス・ディオを間近で体験できるのはラッキーなのだ!!

ステージ後方に「Holy Diver」のジャケットのバックドロップが登場するとみょ〜〜に懐かしさがこみ上げてくるな〜。もしかして今日はあのアルバムを完奏するのだろうか?そして御年64歳というロニーがいまだあの艶やかなVoを聴かせることができるのか・・・まさに期待と不安が入り交ざった状態でそのときを待つ。

そして、場内暗転!・・・重厚なイントロに続いて、静かなギターのアルペジオが鳴り響く・・・。お??なんだこれ?どッかで聴いたような・・・。そうこうしてるうちに遂に御大登場〜〜!!会場の雰囲気ががらっと変わるのが感じられる。その御大がささやくように「In the misty morning, on the edge of time〜」と歌い出す。おおおおお〜〜〜!!!これって、
「Children Of the Sea」ではないか!!ブラックサバスの名盤「Heaven And Hell」の2曲目、Neon Nightの影でひっそり佇むあの曲が!いきなりこの曲でくるか〜〜・・とびっくりしましたね。事前セットリストを調べていた人以外は、ほんとのけぞっちゃったんじゃないの?なんか、意表突かれて呆然とする私をよそに、ロニーがコールした曲は・・おお!「Stand Up And Shout」!!文字どおり、これで完全に覚醒しましたよ、わたしゃ!会場もロニーに合わせて拳を突き上げ叫ぶ!「スタンダァ〜ッペンシャウッ!!」 イェ〜〜!!!

ところで、お地蔵さん状態でもくもくとギターを弾く御仁・・・あれは誰?(笑い)ん??もしかしてあれはクレイグ・ゴールディさんじゃないの?おお〜〜やっぱそうだ!!しかし、強烈な2重あごが哀切この上なし(涙)ジェフリア時代のあの美貌はどこに・・・。苦労してきたのね(涙) そして、そのクレイグと対照的、右へ左へ移動し、そして激しくアクション決めるベーシストは・・無論!ルディ・サーゾ!!彼はオジー時代、ホワイトスネイク時代、クワイエットライオット時代通して、全く外見変わらないのぉ〜〜。かっちょいい〜〜!!え〜〜っと・・キーボードは・・・知らん(汗) そしてドラマー・・・う〜〜む、よく見えないが見た事あるぞ!!え〜〜っと・・え〜〜っと・・・誰だっけ?あかん、思い出せない・・まぁいいか。

そして大盛り上がりの「Stand Up・・」に続いてきたのは、
「Holy Diver」〜〜!!あいや〜〜!うれし〜〜な〜〜この流れは!!そのどっしりしたリズムに乗って「ほ〜りだいばっ!」と一緒に歌えることの幸せさよ。ロニーの歌声も素晴らしい!そりゃ、全盛期と比べるのは酷ってもんですよ。還暦を大幅にうわまってのあの歌声は超人的!しかし、もう先ほどまでの轟音バンド達でのモッシュが嘘のように、ここ幕張は「ヘビーメタルのコンサート会場」!と化している(笑)ただただ、こぶし突き上げ、ヘッドバンギング・・・まるで80年代にタイムスリップしたかのようでしたね。そして、「Sunset Superman」「Gypsy」を経て、ロニーがドラマーを指差してコールする。「オン・ドラム!サイモン・ライト!!」おお〜〜そうそう!サイモンだ!私にとって、サイモン・ライトといえば、AC/DCのドラマーというイメージがこびりついてたもので、ここで彼に会えたのはうれしい!AC/DC時代は、シンプルかつ重厚なリズムを刻みつづけてた彼・・。ここで飛び出した彼のソロタイムでは、そんなイメージを吹き飛ばす華麗なものでしたね。最後は、クラシックの名曲「ジュピター」のSEに合わせてのドラミング!彼が師と仰ぐコージー・パウエルを模したかのようなそのプレイ・・・結局生体験はできなかったコージーを想い、ついつい涙腺がゆるみましたよ・・・。

そしてコンサートはとんでもない展開へ向かいます。ドラムソロが終わって一瞬のブレイクの後、突如として奏でられたクリーントーンのイントロに悶絶!!!その悲しげなメロディ・・私のメタル人生(笑)を振り返ったとき、何度この曲で涙させられたことか・・そう!なんとぉ〜〜RAINBOWの名バラード
「Temple Of The King」ですよ!!ワタシハモ〜レツニカンド〜シテイル・・・。ロニーの甘い歌声が私の涙腺をこれでもか・・と刺激する。今日1日の大轟音が嘘のように、静まり返ってその歌に聴きいる会場・・・。ところが、この曲は完奏されず・・。ん?と思う間もなくその静寂を切り裂くおなじみのイントロに仰天!!う★■ぎょ※ごぉっ△◆*$%・・・・言葉にならない言葉が思わず溢れましたがな(笑)

「これでもくらえ!」と言わんばかりに繰り出されたその曲・・・なんとぉ!(←こればっか・・汗)クリスタルキング!!!じゃないや・・・
「Kill The King」!!!!!もうこりゃ、RAINBOWに思い入れない人でも黙っちゃおれんっすわね。もうハードロック至上の名曲!!まさか、ここでこの曲に出会えるなんて!!リッチーがいなくてもいいじゃないですか・・・歌ってるのがロニー御大なんですから!「デイン〜〜ジャ!デイン〜〜ジャ!」」・・「ストレイン〜ジャ!ストレイン〜ジャ!」んでもって、「お〜〜〜のう!」 くぅ〜〜〜!・・・でない声振り絞るぜ!って・・・誰やねん〜〜〜!?このDIOのライブを「悲しみタイムになるかも?」と予想したやつぁ〜〜!!出て来い〜〜〜(汗)そこはもう「幸せタイム」以外の何物でもありゃ〜〜しませんことよ。

しかし、まだまだ幸せタイムは終わらない・・・続くのは
「Rainbow In The Dark」・・・まだキル・ザ・キングショックを引きづってたので、この曲のありがたみはちと半減でしたが(苦笑)そのレインボウクラシックスの連発に会場のオールドファン達はみな目が逝ってましたね(笑) 無論私もぼ〜ぜんじしつだ・・・・

ここで、ロニーがクレイグゴールディを改めて紹介する。ん??ま・・まさか・・・やっちゃうの?・・・・ありゃ〜〜やっちゃった〜〜!!今度はギターソロタイム(-_-;) 先ほどのDsソロにもびっくりでしたが、時間に限りのあるこういったフェすティバルで・・まじでこれやるか〜〜??恐らくロニーの喉を休める為の対策なんでしょうが・・・・せっかく先ほどのキラーチューンで燃え上がった会場が一気にテンションダウンしてしまいましたよ(涙)んで、クレイグさんがまたおもんなさそうにギター弾くもんだから、見てるほうも辛いのよ・・・。これだったら、ルディにベースソロやらしたほうがまだよかったんじゃ?挙句の果てに意味不明のキーボードソロまで飛び出す始末。これ結構延々やってたな〜〜。

はよ終われ・・・(▼▼メ)・・・とばかりに会場の雰囲気が怪しくなってきたところへ、ようやくロニーが帰還。ほっ・・よかった・・・。さぁこの冷めきった雰囲気をどうしてくれる!!

と、思ったら・・・こうしてくれました(笑)

「銀嶺の覇者」〜〜〜!!わお〜〜〜〜!!んでもって、とどめじゃ!「Long Live Rock'n Roll」〜〜〜!!!パオ〜〜ン!・・・・ごめんなさい、降参です。あの冷めた雰囲気はもう過去の話・・・あっという間に会場を興奮の坩堝に叩き落すこれらの楽曲のとてつもない力よ!ロニーにはこの手があるんだった。尽きることなくたたき出される名曲に「続・幸せタイム」到来です!その力強いシャッフルビートに飛びはね、そして叫ぶ!「ろんぐり〜〜ぶ!ろっけんろぉ〜〜!」・・ふと、大阪でメタルカラオケやれば必ずこの曲歌うAKIOしゃんの事を思い出しましたよ。これ聴かせてやりたかったな〜〜。「AKIOしゃん・・君の分も楽しむからな」と心の中で語りかける(笑)

そしていよいよラストの曲だ。もうイントロのメロディからして大合唱のこの曲!!そう!!
「Heaven And Hell」・・・ほんと何回悶絶させてくれるんだ,この人は・・・。ロニーの力強い歌が我々を牽引してくれる。中盤・・真っ赤なライトが下からロニーを照らし出し、そしてクワッと会場を睨み付けながらメロイックサインを掲げるロニーにはまじで鳥肌立ちましたね!いまや誰もが使うメロイックサインですが、やはり始祖ロニーがやるとすごい迫力だ!!ちっちゃいお姿なれど、その存在感はやはりとてつもなくでかい!これがロニー!!おなじみの片手上げガッツポーズにも感涙・・・。DIOというバンドがどうのこうの・・ってのは関係ありませんでした。サバスの名曲がオープニングとラストを飾り、レインボウの超名曲がそれをつなぐ・・という今日のセットリスト・・ほんとすごかった。

最初、DIOに対して大きな期待を抱いてなかった私・・・あほでしたわ。むっつりギターのクレイグはさておき(汗)サイモン・ライトやルディ・サーゾを見れたのはラッキーでしたしね。そしてなによりもロニー・・やはり!ロニー・ジェイムス・ディオというメタルの聖人がそこにいるだけで万事お〜らいなんですよ!!このお祭り的イベントの中で、これらメタルの歴史的名曲を「本人の歌」で聴けたワタシは、ほんと幸せものでした。レインボウのレの字も知らない・・またはブラックサバスのブの字も知らない若者たちもきっと・・なにか感じるものがあったんじゃないでしょうか?そう信じたい!!

・・・・・ふぅ
そして、楽しかったこのラウドパークもとうとう、次のバンドで終わりか・・・(涙)

                                なんか寂しさがどっと押し寄せてきた・・・




Children Of The Sea
Stand Up And Shout
Holy Diver
Sunset Superman
Gypsy
〜Ds solo〜
The Temple Of The King
Kill The King
Rainbow In The Dark
〜G&Key solo〜
Man On The Silver Mountain
Long Live Rock 'N' Roll
Heaven And Hell
 


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