さあ、そして我々2人にとっては今日のメインイベントといってもいい・・デスエンジェル!!フロッツを見る限りでは今日はそんなに肉弾相打つ接近戦にはならんだろ〜〜と思い、場所を2ブロック目の最前列ど真ん中に移す我々。2ブロックといっても1ブロック目がめちゃめちゃ狭いので、もうステージに手が届きそうだ。ANTHRAXをここで見たとき、もっと広かったのに・・おそらくモッシュ対策なんだろうな。
とか何とか思ってるうちに、きた!Gのロブがおもむろにフレーズを弾きだす!ぬおおお〜!こりは1stの「Ultra
Violence」ではないか〜〜!・・・が、演奏されたのはほんのイントロだけ(涙)がっくし・・と思うまもなく、今度はジャッジャッジャッジャッとあのリフが〜〜!そう!3RD「ACTV」の一曲目「Seemingly Endless Time」だ!これはたまらん〜〜。今日の客はおとなしいという私の予想も大きくはずれ我々の前方は、もういきなりデンジャーゾーン(笑)しかし、デスエンジェルは止まらない・・走る走る!!容赦しねえぜ〜〜みたいな感じで、「Thrown To The
Wolves」が〜〜!この頭からの一曲目攻撃にもう感激!サビの部分の「お〜〜お〜〜お〜〜」もばっちし!この曲、アルバムで聴く限り、激しいもののこんなに凶暴な曲だとは思わなかったぞ〜。かっこよすぎ!
いきなりのヘドバン連射で早くもヘロヘロの私・・・ただ、今日は大暴れゾーンにいないので割りと落ち着いて見れるのがまたいい!すぐ10p先では仁義なき戦いが行われているも、柵のおかげで大丈夫なのだ(笑)
でも、このデスエンジェルの波状攻撃は凄いな〜。今度はなんと1STの「Voracious Souls」!暴走スラッシュチューンのひしめく1STアルバムの中でも暴走の中に知性を感じるこれまた名曲なのですよね。
ふと前方を見ると、一人のひょろっとした外人が大暴れしてる。K.ロギンズみたいな顔してるのでここではロギンズと呼ぶことにしよう(笑)こいつの暴れ方がもう大笑いなので、私の目はほとんどステージとこいつを行ったりきたり(苦笑)其の暴れ方も殺伐としてなくてほんと楽しそうなんですよ。
さらにそのロギンスを喜ばせるように「Thicker Than Blood」がはじまる。これも新作の強力チューンなだけにロギンスも大喜び(笑)私とRisaちゃんは、前方行っては跳ね返されて帰ってくるロギンスを再び最前線に突き飛ばす役目(笑)そしてまたまた1stから「Evil
Priest」が炸裂すると、もう前線は芋の子洗い状態に・・・。よく考えると我々がいるこの位置、ほんと最良ポイントかも、ステージ正面かつすぐ目の前だし、かといってデンジャゾーンに巻き込まれず、なおかつそれに参加することも可能、んで、音もしっかりと聴ける!!これからはここだな・・にやり・・
なんて思ってたら、あ〜〜〜!ロギンスが行った〜〜!観客に担ぎ上げられてステージに上がっちゃった〜〜(爆笑)で・・・お約束のダイブ!もうこいつ見てたら腹がよじれるっす。で・・一応定位置と決めてるのか、また私たちの前に戻ってくるロギンス。ホントうれしそうになぜか握手(苦笑)
ま・・まあロギンスの話題はもういっか(汗)
ここまでまさに暴走チューン連発のデスエンジェル・・ここからは、彼らの奥の深さを象徴するような曲が並ぶ。新作の不気味にうねるそのグルーブがかっこいい「Devil
Incarnate」に続き、一風変わった2NDの「Bored」が・・。そのファンキーなリズムからたてノリの凶暴リズムに変わるこの曲・・彼らを一躍有名にしたのもこの曲かもしれないですね。「あんぼ〜〜あ♪」の掛け声はもちろん大合唱です、はい!デニスのベースがかっこいい「Famine」ではさびの部分でまた大合唱!彼らの曲って一緒にシンガロングするものってそんなにないな〜と思ってたけど、こうして生で目の当たりにするとそうでもないことに気づくっすね。
それにしても、Voのマーク・・・彼のVoに対して力不足って声をよく耳にしますし、昔のライブレポで私自身もそう指摘した記憶があたのですが、いやいや失礼しました!そのパフォーマンスは素晴らしかった。彼の声は他のスラッシュバンドのように、太くはないけど、彼の声こそデスエンジェルそのものなんですよね。その堂々としたステージングは、13年前に見たときより明らかにパワーアップしてましたね。大きすぎるブランクなんてまったく持って感じさせませぬ。次の曲「Mistress Of
Pain」で、ロブとともにその自慢の超ロングヘアーを歌舞伎のように振り回す姿にはもううっとり・・・
あと彼らの強みとしてメンバーのほとんどがリードVoをとれる!ってことですよね。それが如実に炸裂したのが次の「Veil Of
Deception」。アコースティカルなこの曲での完璧なコーラスで、我々を固まらしてくれました。本音を言えばこの曲の代わりに名バラード「A Room With A
View」やってほしかった・・。そして同じACTVアルバムの「Stagnant」で彼らは去ってゆく・・・・。
むろん、まだまだ聴きたい曲がいっぱいあるぞ!とみんなの願いに答えて彼らは再び帰ってきてくれました。んで、再び爆走チューンだ!!きた〜〜!「3rd Floor」だ〜〜〜!これにはしばらく曲を聴き入ってたみなさんも再爆発!な・・なんなんだ・・この音の塊は〜〜!気持ちよすぎ!「Welcome to the
3rd Floor!!」と叫ぶことの幸せを感じる・・・・・ん〜〜〜たまらんっす〜〜。で、とどめとばかりに今度はまじっすか〜〜〜?「Kill As One」ですがな!!!もう首振るしかないですね。前方でぴょンぴょン飛び跳ねてるロギンスのことはもうど〜〜でもいいや(笑)「キル!アズ!ワン!」の大合唱が繰り返される!「キル!!アズ!!ワン!!」「キル!!!アズ!!!ワン!!!」「キル!!!アズ!!!わ〜〜〜〜ん!!!」と・・・そして・・・ほんとに終わってしまった(涙)
昨日のスコーピオンズ同様、終わった時のメンバーの満足そうな表情見るとがこちらもうれしくなる。結構客も少なかったのに、それでも満足してくれてるみたいだ。Voのマークは一体何回「サンキュー」って言っただろうか?昨日わずかな時間ながらも彼と交流深めて、彼の人の良さに触れたような気がした私としては、彼のサンキューが社交辞令ではない!と言い切れるのですよ。会場から投げ入れられた[Welcome
Back
Japan]の文字入り日の丸をうれしそうに眺めてたDsのアンディもうれしそう!少ないながらも全身全霊を込めてプレイしてくれたバンドにこちらこそありがとうといいたいですね。
メンバーが去った後・・ふと足元見たら・・おおお!ピック発見!わお〜〜ロブのだ〜〜!らっき〜〜〜〜♪
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