2004.9.24 なんばハッチ



そして、本日の鳳啓助・・汗・・じゃなくてオオトリ!OVERKILL!!実は昔からこのバンド、有名曲をつまみ食い程度で・・そんなに熱心に聴きこんでなかったんですよね。が、最近一気に聴き始めて・・改めて彼らの楽曲の凄みをひしひしと感じていただけに、期待は高まる。

そして客電がおちる。濛々とステージを覆うスモークの量がはんぱじゃない!何が起きるんだ?その時、ステージ後方から物凄いフラッシュライトが点滅!まぶし〜〜〜〜!!目を凝らすと仁王立ちになったメンバーの影が浮かび上がっている!うううう・・かっこよすぎる!!そして、
「Nechroshine」だ!重たいリズムに引っ張られてぐいぐいと力強く進むこの曲・・凄い迫力っす。たびたび炸裂する後方からのフラッシュライトが実に効果的!んで、Voのブリッツ専用の赤いライトが下から突き上げるようにブリッツを浮かび上がらせる・・む〜〜スラッシュバンドでは珍しい練りに練ったその演出に思わず唸る。

唸ってばかりはいられない!ブリッツがコールする!おお!
Rotton To The Core」だ!私がはじめてOverkillを知ったのがこの曲!ついに、客席も大爆発〜!「ろとん!つ!ざ!こ〜〜ぁ!」の合唱が実に心地いい!

それにしても思うのは、Voのブリッツの魅力的なステージパフォーマンス!その動きの一つ一つが計算され尽くしてるんじゃないか・・と思うほど決まってるんですよ。なんていったらいいのかな〜〜・・・舞台演劇の俳優のようなその手の動き・・なんか誤解されそうだな〜・・ともかく!かっこいいのだ(笑)

続く
「Powersurge」でも気持ちいいほどに「ぱわ〜!ぱわ〜!」のコーラスがびしっと決まる!そう、ブリッツの脳天を直撃するようなスクリーミングヴォイスと対をなすかのように、ベースのD.Dヴァーニの野太いコーラスもまたこのバンドのキーポイントかもしれない!続く、ちょっとポップな「Bastard Nation」では、サビの部分を叫ばす・・ッつうより歌わせにきた彼ら・・・。おお〜〜客もちゃんと歌ってるやん〜。さすが、Overkillマニア・・恐るべし。

ともかく、特にステージ上を走り回るわけでもないのに、彼らのステージ上での存在感の大きさがひしひしと伝わってくる。中でもやはり、オリジナルメンバーであるブリッツとD.Dはなんか後光が指してるかのよう(笑)間奏のたびに、脇に引っ込み、そして歌が始まる直前に走り出てきてマイクに飛びつくアクションを何度もやってたブリッツ・・・くどいけど、男の私も惚れ惚れするかっこよさ!きゃ〜〜〜〜(はーと)。そしてその鍛え上げられた肉体!きゃ〜〜〜(はぁと)・・あ・・いや、壊れかけてきたな(汗)
で・・小さいし、頭も薄くなったけど(;−−)・・D.Dの獲物を捕まえるパンサーのようなその目つき(見たことないけど・・・汗)も凄い!のっしのっしとベース抱えて歩き回る姿は迫力満点!

こうしてどんどんライブは進み、ついにきた〜〜!
「Hello From The Gutter」!!わお〜〜ん!ある意味パンキッシュでもあるこの曲で、もう前線は凄いことに!!「は〜ろ〜!」「はろ〜!」「はろ〜ふろ〜むざが〜〜だ〜〜♪」・・声よ枯れろ〜〜!とばかりに叫ぶ!が・・・ここでアクシデント発生!いや・・オーバーキルじゃなくって、隣にいたRisaちゃん・・(汗)足がつったよう・・・ここで彼女は泣く泣く後方に下がる。気にしつつも変わらず首を振り続ける自分も薄情なやっちゃ(汗)Risaちゃん、すまぬ〜〜。
ここからはもう彼らのクラシックス連発だ!
「Coma」でも叫び、「In Union We Stand」でもまた叫ぶ。彼らの曲って、どれもCD以上のパワーを伴って我々に襲い掛かってくるんですよね。ライブ栄えする曲といったほうがいいのかな?このバンドもまた、ファンとともにパワー増大させていくバンドなんだな・・と実感!こうして一旦去ってゆくオーバーキル!

「オーバーキル!オーバーキル!オーバーキル!」の合唱に導かれて、彼らが再登場。そしてフィナーレへと突撃すべく
Elmination」が炸裂する!そして、ブリッツが中指を突き立てる!そう、もうみんなわかってる。客席からもステージに向かって中指が突き立てられる(ある意味、奇妙な光景・・笑)

ブリッツが叫ぶ!「この曲はなんだ〜〜?」むろんみんなで「ふぁっきゅ〜〜〜♪」「この曲のタイトルを言え〜〜!」「ふぁっきゅ〜〜〜〜!!!」「言え〜〜!」「ファックゆぅぅ〜〜〜!!!!!」  んも〜〜すごい盛り上がり!!津波のごとくもう攻撃をかける彼らの音に
「Fxxk You!!!!」のコーラスで応戦する我々!「Fxxxxk You!」が交差する物凄い曲だ!(笑)そして、な、な、なんと、ここで彼らはブラックサバスの「War Pigs」を演奏し始める。これは驚きだった!サビはまた我々の担当!・・・で、再び曲は「FxxkYou」に戻ってついにフィナーレ!


そして、ブリッツが体勢を整えて、助走にはいるしぐさ。ま・・まさか?ま・・まさか〜〜〜?そのまさかでした。きた〜〜〜〜〜!ブリッツのステージダ〜〜イブ!(笑)見事に私のところに飛んできたのですよ〜〜。ついに、私も最後に戦場に巻き込まれてしまった(苦笑)そいや、ここ何回かライブ行く度に、マイクが脳天直撃したり、ペットボトルが顔面直撃したり・・とそんなんばっかだった。今回はもう何もおきそうにないな・・・と思ってたら最後にブリッツ自身が飛んでくるとは・・(苦笑)今日の戦利品は・・私のTシャツについた彼の汗だなこりゃ(笑)

もう大満足!ブリッツも「きっとまた大阪でやるぜ!」と言ってくれたし、今度も絶対いくぞ!と心に決める私なのでした。そう!今度は今以上に彼らの曲を好きになって・・・。


さて、こうしてTESTAMENTの来日中止でイベント自体があやういんじゃないかとも囁かれた「THRASH DOMINATION」・・実際、客はかなり少なかった(涙)でも、フロッツ、デスエンジェル、オーバーキル・・この3バンドがすべてを救ってくれたような気がするのですよ。それほど全バンド凄かった!ほんとプロフェッショナルだ。こんな凄いバンドたちを見ずにチケットを払い戻した人たち・・・・惜しいことしたよ〜〜ほんまに!そりゃ、TESTAMENT出てたらもっと凄かったかもしれないけど、3バンドくらいがベストかも。集客は別にして、バンドのプレイ、客の熱さだけ見ると、このイベント・・大成功だったんじゃないでしょうかね〜〜!もう満足です!絶対来年もやってくり〜〜。今度はTESTAMENTは来るだろうし・・


そして・・スコーピオンズ、スラッシュドミネイション・・すべてが終わり・・私は・・燃え尽きて・・真っ白な灰に・・・・ひゅ〜〜〜〜〜


1. Nechroshine
2. Rotton To The Core
3. Powersurge
4. Bastard Nation
5. Damned
6. Devil By The Tail
7. Long Time Dying
8. Hello From The Gutter
9. Coma
10. In Union We Stand
encore
11. Elmination
12. Fxxk You(included "War Pigs")

注)このセットリストは、かなりあやふやです(涙)


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